トロントより、おはようございます。
季節はずれに暖かい一日でした。
トロント市のお隣ミシサガ市では10度もあったとか。
変化の激しい日々が続きますね。
今日のトロントのニュースには、発砲事件が二件ありました。
なんでこんなに多いのか本当に不思議です。
警察は、一斉摘発で多数の拳銃などを押収したとニュースコンファレンスで発表していますが、発砲事件が続いているとつい、
本当?
と疑いたくなりますね。
でも押収されているのは全体のほんの一部なのでしょうね。
困ったものです。
トロント地区の戸建て住宅は1ミリオンを超えそうです。
住宅市場に出される件数が少ないこと(供給減)
人口が増えていること(需要増)
当然、経済の原則からすれば、価格は上がります。
でも、これは売り手と買い手が合意する価格であって、資産価値ではありません。
特に買いたいと思う人は、低金利と今後の値上がりを期待して、借入限度額一杯まで借金して購入している人が多数。
資産価値、収入に見合った取引価格ではなく、非常に不安定な、ちょっとした変化で崩壊してしまいそうな住宅市場の状況です。
本当に大丈夫なのでしょうか。
今日の話題は、通告。
カナダは英語、フランス語の二言語を正式言語としており、公共通告は英語、フランス語の二か国語表記が原則です。
しかし、こんな通告が出るようになりました。
ご覧になればわかる通り、漢字(中国語)
このサインが出たのは、ダウンタウンの(オールド)チャイナタウン。
その地域には、当然多くの中国人の方が住んでいます。
中国人コミュニティーは非常に大きく、そのコミュニティーで生活する限り、英語ができなくてもまったく不自由しません。
逆に言えば、英語ができない、わからない市民がたくさん住んでいるということ。
そうした人とどうコミュニケーションをとるかがトロント市の悩み。
そこでこれまでの通例(英語、フランス語表記)を破り、市民が理解できる中国語での公共通告を掲示したのだそうです。
考えてみれば、行って当然の措置ですが、これに踏み切るまでには結構勇気が必要だったのではないでしょうかね。
ただ日本人など少数コミュニティーからすれば、中国語だけでなく多くの言語で行って欲しいという希望も。
まあ、費用対効果、予算制限などもありすべての言語に対応するのは不可能でしょうけどね。
なにせトロント市内だけで200近い言語が話され、コミュニティーを形成している大きなものだけでも20以上あると聞いています。
多文化都市トロントですが、言語対応については、いまや市の対応キャパを超えているのかもしれません。
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