挑戦がそこにあるよ、ハニー。タイガー・ウッズの名言で御座るな。しかし、それきりパッとしませんな、ゴルファーだけに(笑)。本格的に落語のような調子になってきたで候。しかし、今回もまた、出来たのはいつものヤツで御座る。
さて。
サクッと、完成、するわけないわな。手を付けてから二ヶ月かかったね。仮組みから言うと、もういつだったかわかんないよ。
元々、そんなに器用な方ではないし、ただ好きでやっているプラモデル製作ですので、本来世間に向けて発表するような代物が出来ているわけではないんですが、今回はいつもに増して出来が悪いです。なので今回の更新はほぼ、言い訳です。
といっても別に手を抜いているわけでもないのよ。自分ではしっかりやっているつもりなんだけど、非常にシビアな部分で出てくる「ま、イッカ」。この甘さが積もり積もって出来を左右するわけね。その辺のバランスが、今回は特に、悪い方悪い方に出た。途中で気がついても後戻り出来ないくらい。
冒頭でも言いましたが、大きな原因は時間が空いた、という事ね。特に塗装は、サフを吹いてからは一気にやっつけてしまうのが最適。慌ててやると逆におおざっぱになりそうですけど、私の場合そっちの方が集中することが出来て、イイ方に傾くことが多いのね。いや、今まであんまり気がつかなかったけど。
最初はこいつもサフを吹いて、順調に一色目を吹いて、マスキングをして、と進んでいたのね。で、さっき云ったように今なら金曜日の夜にサフを吹いて、土曜日一日塗装に充てる、というのが順当な時間配分なんだけど、それもまたせっかくの休みが潰れちゃうな、とか、思っちゃって、ならば平日にも手を付けられるようにしよう、という方針転換で、毎日、少しずつやることにしたのね。
それが、この暑さでしょ(笑)。さすがに仕事を終えて帰ってくるとヘトヘトで、とても身体がいうことを効かない。今日はとりあえず休養して、明日・・・とか言っている内に、なんだか全英オープンとか選挙とか八耐とか色々あって、延ばし延ばしになっちゃったのね。
その平日にやる、というやり方は、実際の作業にも幾らか変更が必要で、例えばエアブラシの掃除のやり方とか、あまり手を煩わさない方向へと考え直すワケね。で、今回、マスキングを例のマスキング・ソルを多用してみたわけ。マスキングテープでベタベタ貼るより、筆でちょこちょこやった方が簡単、そうに見えたのよ。
ガンプラの製作には一定のスキルを身につけた私の次なる目標は、筆を使いこなすことなのね。ミリタリーフィギュアとかちゃんと塗ってみたいと思うのね。もちろんそのスキルはガンプラ製作にもフィードバックされるし、そういうのもあって、マスキングゾルを筆で塗る、ということも慣れる一環、と思って使ってみたのね。
結論から言えば、それが最も悪い方に出た。そもそもマスキングゾルという代物に、あまり信頼を於いてなかったけれど、それは使いこなせばどうにかなると思っちゃって、でもまだまだ道は遠かった。先ずはテープほどシビアに境目を追い込めない。これは未だ筆に慣れていないのが原因。そして、時間を於くとマスキングゾルというモノは劣化するというか、剥がれたり薄くなってしまったりするようで、その上から違う色を塗ると、当然おかしな事になるわけね。
マスキング作業というのは、前にも云ったけれど、一番厄介な作業。しかし、それがしっかり出来てないと仕上がりを大きく左右する。分かっているけど、そこで色々言い訳着けてほっといちゃったんだから、結果は見えてるわな。
まぁ、簡単に言えば、作業云々というより、やるんなら四の五の言わずにやる(笑)、そういうことでしょう。時間が空くにしても、空いても好いところまでケリを付けておく。あまり計画性のない、場当たり的な作業というのも良くないって改めて思い知りました。
もうね、寄る年波、体力的にはこの夏は地獄ですよ。去年の今頃は、家ん中でノホホンとしていたわけだから余計ですわな。でも、そういう自分に負けたくない、っていうのもある(笑)。だから、ちょっと無理したい、のね。本当の無理はしません。でもガンプラ作る、っていうのは無理と言っても本格的な無理じゃないでしょ?だったら、もうちょっと「好き」をドライブして、自分の限界を突破したいのね。
単純に仕事を始めて、時間はなくなった。だからガンプラをやっていても、エレクラのことが気になったり、完全に没頭することがナカナカ出来なくなった。ああ、そういえば、前回のエレクラの曲も、似たような結果になったんだったな。
まぁ、あれもこれも、大きな教訓として、いい経験として、これからに活かしていきましょう。
なんてね、やっぱり日々挑戦なんだよね、って云ってみました。言い訳のようで、結局最初のタイガーの言葉を体現するような話になったのね。エエ、もちろんそのタイガーの言葉にいたく感化されてます。ガンプラ、エレクラに限らず、日々目が覚めたら挑戦が待ってますよ、ウチにも、ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。