入院患者数の減少とともに、重症者も少しずつ確実に減り始めています。
重症者の多くは高齢者でしょうから、重症者の中には亡くなる方も残念ながら一定の割合でいらっしゃいます。
一方、回復される方もいらっしゃいます。
この両方が重症者数減に繋がりますが、当然新たに感染者が増えれば新しく重症になる方も増えることになりますから、
重症者が減り出したということは感染そのものが落ち着いてきたと考えるのが普通です。
ニュースでは相変わらず、
「横浜市で過去最大のクラスターが発生」
「東京では感染者数が100人を超えるのは〇日連続となりました」
などと、あくまで感染者が出ていることばかりを報道するのですが、
明かに国全体の感染状況は鎮静化しつつあります。
こういったニュースを見る我々が同じような報道に飽き飽きしていることをテレビ局は気づいていないのか?
もしくは気づいていてもあえて同じことを繰り返しているのか。
昨日の記事で第二波では致死率が第一波と比較して大幅に下がったということを記載しましたが、
一方で「高齢者では第二波の致死率が第一波とそう変わらないとする指摘もあり、」と、
あくまで”リスクは下がっていない”というニュアンスを主張する朝日新聞の記事を紹介しました。
ところが、国立感染研がついに第二波の致死率が高齢者においても下がっていることを認めました↓
第二波、と呼ぶことすらどうなのか?と私は思いますが、
いわゆる「第二波」ではこのウイルスの毒性が低くなっていること肌感覚では明らかでした。
しかし、先月、国立感染研は高齢者の致死率は下がっていないという分析結果を出したんですね。
私は「こんなに死亡者が減っているのに???」と強く疑問に思いました。
結果は記事の通り、分析が間違っていたということですね。
それをついに国立感染研も認めたということではないでしょうか。
朝日新聞や、モーニングバードなどのワイドショーなど、
6月以降も不安を煽り、自粛や緊急事態宣言の再発出を居丈高に要求してきた”専門家”は今後どのような報道をしていくのでしょうか。
それはそうと、
9月中旬から東京もGoToトラベルの対象になる見通しのようです。
これも散々メディアでは批判されていたGoToトラベルですが、その効果で旅行サイトの予約は昨年よりも増加しており、
経済政策としては効果を出しているようですね。
556万人がGoToトラベルによる旅行の割引を利用し、
感染者はわずか6人ということから、旅行の安全性が立証されよかったのではないかと私は思います。
飲食や旅行業界など、大変苦境で苦労されている方々が一息つけるといいですね。
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