メインで利用しているマイPC「ET1862-N32C」
Windows7 32bitからWindows10 32bitへアップグレードして使ってましたが最近は何故か動画制作やらチラシデザインやらの依頼が多く、性能的に限界かなと。
まぁ、いい加減買い替えろってところなんですが・・・
特に大きな問題もないし、まだまだ使いたいな~と思いつつ、もう10年くらいになるし、メーカーは撤退したしでそろそろ引退かなと思ってましたが、今年に入って、何やら
「Win10は32bit→64bitに無料で変更できる!」
という情報を耳にしていたので、ちょうど仕事も一段落したのでやってみようかなと
来年1月にはWin7のサポートが切れるということで、今まで何台かWin10へのアップデートをしてきましたが、早い時期にアップデートしたものは32bitのものもあるんですよねー。
(無料期間終わってますが、この記事書いてる時点でまだアップデート可能でした。)
そのPCたちも、そのうち 32bit → 64bit への変更依頼が来るだろうから自分のPCもやっとこう
また、まだ32bitのままで、64bitに変更したいなーっていう方の参考になれば。
ということで、
問題なく「Win10 64bit」に変更することが出来たので流れを紹介していきます
【流れ】
ざっくり流れはこんな感じです。
1.PCの確認とバックアップ ←この記事
2.インストールメディアを作成 → こちら
3.インストール作業 → こちら
【下準備】
○ PCの確認
まずは、マザーボードやCPUが64bitに対応してないとそもそも64bitへの移行ができないので確認から。
「スタート → 設定 → システム → バージョン情報」
「スタート → 設定 → システム → バージョン情報」
もしくは
「PCアイコンを右クリック→プロパティ」
(↓画像は64bitに上げたものです)
からシステムの種類の項目に「x64 ベース プロセッサ」の表記があるかどうか。
ここが「x32 ベース ベーシックプロセッサ」になってる場合は64bitへの移行はできないので注意
○ データのバックアップ
64bitへの変更はクリーンインストールすることになるので、基本的にはデータは全部消えます。
(実際はインストール時の選択で一部データが残ってたりしますが、基本は消えると思っておいた方が良いんじゃないかと思います)
なので、大事なデータは外付けなどにバックアップを取っておきましょう。
また、万が一の事態に備えて元の状態に戻せるように全てのデータを丸ごとバックアップしたり、
HDDがもう一台ある人はクローンを作ったりするのも良いと思います
あとは、
使いませんでしたが、ドライバ類は一応準備しておいた方が良いかなと思います。
まぁ、これはネットにつないだ状態で作業を進めれば勝手に取って来てくれますが念のために。
(ドライバ類はメーカーサイトにあると思います。)
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「バックアップって具体的に何をしとけば良い?」
っていうことを聞かれるとがたまにあり「大事なファイルは全部」と答えてるんですが、
一例として、今回の作業前にしたバックアップは
大事なファイル等のデータは外付けHDDにその都度保存・整理し、ドライバ類は一通り外付けに入れてるので問題ないんですが、
一応、ユーザーフォルダの中の必要なデータを外付けHDDに丸ごとコピーしました。
また、フォントを結構追加してるのでフォントファイル(Cドライブ → Windows → fonts)とアプリケーションに入れてるプラグイン類(アプリケーションによって異なる)、
ブラウザのパスワード情報(Firefoxの場合、メニュー → ログインとパスワード)を写メ。(必要なものだけ入れたいので)
※Firexfoxの場合、今の状態をそのまま丸ごと保存したい場合は
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox 」
の中の 「Profiles」フォルダと「profiles.ini」 をコピーしておけば良い。
インストールしているアプリは有料のものはインストールディスクを持ってるはずで、無料のものはまた取ってこれるので下図のように一覧の写メを取っておけば良いかと思います。
(「設定 → アプリ」もしくは「コントロールパネル → プログラムのアンインストール」)
(再度インストールするときに必要なものだけ入れれば良い)
それとは別に、何かあっても元の状態に戻せるように
外付けにシステムのイメージ作成と過去に作っておいたWin10 32bit版のインストールディスク、回復ドライブ、修復ディスクを準備しておきました。
使わなくてすめば良いですが・・・
【作成方法は】
・システムイメージの作成・システム修復ディスク
コントロールパネル → システムとセキュリティ → バックアップと復元 → システムイメージの作成・システム修復ディスクの作成
・回復ドライブ
コントロールパネル → コンピューターの状態を確認 → 回復 → 回復ドライブを作成
バックアップをどこまでするかは人によって違うと思うので、消えたら困るものは外付け等に避難、ネットから取ってこれるものや設定等は写メを活用して、もとの状態に戻せるようにしとけば良いんじゃないかと思います。
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ということで
64bitへ変更できるかの確認作業とバックアップも終わったので、次はインストールメディアの作成をしていきます。