フェブラリーSの出目は、全部
で6つあります。
過去からの出目が3つ、当日
の出目が3つです。
今日は、過去の出目だけを使い、
フェブラリーSの馬券検討をして
みたいと思います。
出目の奥深さを感じてください。
ではサンプルとして、昨年19年
のフェブラリーSを取り上げます。
このレースの基本は、根岸Sに
支配されているということです。
<19年、根岸Sの出馬表>
<結果>
11-2-1
根岸Sの結果から、(1-2)が
並び目だとわかります。
よって、この馬番がフェブラリー
Sの出目になります。
これを「出目A」と呼びます。
では、19年のフェブラリーSを
見てみます。
<19年、フェブラリーSの出馬表>
<結果>
6-3-2
出目Aにクロス(隣接)する馬
で、売れている馬を2頭選択
します。
ここでは簡易的に、表最段の
最終オッズを使っていますが、
実際は9時半のオッズを使用
しています。
出目A(1-2)から選ぶ馬は、
2と3になります。
次は、このレースの出現率が
偏っていることを利用します。
外枠有利。
10番以降の馬で、馬名の数
が同じ馬(連結馬)が毎年馬
券になります。
しかし、19年は連結馬がいま
せんでした。
よって、次の「出目B」にいき
ます。
出目Bは、強枠と呼ばれてい
るものです。
フェブラリーSの強枠は有馬
記念です。
前年18年の有馬記念の結果
4-6-8枠
この枠が、出目Bとなります。
3つの枠に入っていた人気馬
は6と14でした。
以下、ここで出した3つの数
字を確認します。
<検証結果>
出目A・・・2,3
出現率・・該当なし
出目B・・・6.14
この組み合わせを元に馬券
を組み立てますが、これは
あくまでも当日朝の時点で
のもの。
当日の出目も含めて検証し、
最終の馬券を決定します。
フェブラリーSの結果
6-3-2
このように、出目では個別
に馬をチェックすることは
ありません。
よって、インティが強いとか、
そういうことは知らなくても
問題ありません。
では、一昨年の18年のフェ
ブラリーSもやっておきます。
まずは、出目Aから始めます。
<18年、根岸Sの出馬表>
<結果>
14-8-6
根岸Sの結果から、(6-8)が
ハサミ目だとわかります。
よって、この2つの馬番がフェ
ブラリーSの「出目A」となります。
フェブラリーSの出馬表を見ます。
<18年、フェブラリーS>
<結果>
12-14-6
まずは、出目Aにクロス(隣
接)する上位人気の5と6を
選択します。
次は、出現率の偏りです。
10番以降で、馬名数が同じ
馬は13~16番です。
この中で、人気馬を2頭選択
します。
14と16になります。
次は、出目Bの強枠を調べ
ます。
前年、17年の有馬記念の
結果。
1-2-6枠
この3つの枠の中で、人気
サイドの馬は6枠のノンコ
ノユメだけです。
<検証の結果>
出目A・・・5、6
出現率・・14,16
出目B・・・12
この3つの出目を、当日
の出目に照らし合わせて
再度検証します。
フェブラリーSの結果
12-14-6
こちらも、ノンコノユメが
どういう馬なのか、知る
必要はありません。
出目は、各重賞ごとに使
い方も出し方も違います。
で、今日その一部をご紹介
した理由は、出目の一端
を知ってもらいたいという
のと、同時にこの出目は
今年で終了する可能性が
高いと見ているからです。
今年のフェブラリーSは、
初の天皇誕生日施行。
このタイミングで変化して
くるのではないかと思って
います。
出目は、何年かごとに
変化します。
でも、この手のしろもの
は、途切れるまでは使う
のがセオリー。
20年の「出目A」を書いて
おきました。
↓
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<カッパの会>
詳しい内容が知りたい方は↓