東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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腹診における逆証所見 3

2018.12.10

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「逆証の腹診所見」に関して、以前紹介した石原保秀先生の著作『死生要訣』に再び学んでみましょう。

 

墓マイラー 27(番外編) 張仲景先生   参照

 

 

ここでは、東洋医学の代表的な古典である『千金方』『脈経』『儒門事親』から持ってきて、百病死生訣とし、

 

1.胸腹積聚+脈虚弱、脈沈、

 

2.腹腫大+脈長大+四肢逆冷

 

3.腹腸満便血+脈小 

 

の3つを挙げて下さっています。

 

 

腹に腫塊が出来たり、便に出血をみるパターンです。

 

 

数ある病気の中でも、腫塊は、どこに出来ても、たとえ西洋医学的に良性であっても、東洋医学的には、あまりいい状況ではありませんね。

 

 

「気の停滞」の結果の最たるものといっていいでしょう。

 

 

現代では何と言っても癌や動脈瘤なんかが有名ですね。

 

 

出血も、場合によっては怖いものも多いです。

 

 

昔の東洋医学の医者も、当然こういう「ヤバい所見・症状」を観察していました。

 

 

ここで面白いのは、「腹と脈」などを組み合わせて判断しているところです。

 

 

腹が邪実なのに脈は正気虚、とか、これが一致してても、全身の気血の偏在と一致してない、とか、こういう、「不可解な不一致」はヤバい、と考えます。

 

七死の脈⑩ 附録 形気の不和について   参照

 

 

これ、非常に参考になるところですね。

 

 

 

続く

 

 

 

 

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