自分が大峯奥駈道を歩いたのは8月18日~24日。
お盆過ぎのこの辺りの時期というのは暑さ真っ盛り!
標高が高くて水場も潤沢にある山ならともかく、それなりに暑さにさらされる山歩きにはおすすめできない時期です。
特に大峯奥駈道は水の確保が難しいので尚更おすすめできません。
それを分かっていて、そんな時期に突っ込んでいった自分が悪いんですが…
2017年8月中旬~下旬の十津川村あたりの天気を見ると、自分が歩いた8月18日~24日あたりの気温が異常に高かったことが分かります。
実際、熊野本宮大社に辿り着いた後、地元の人たちと会話する中で…
「ここ何日間はとにかく異常気象でめちゃくちゃ暑いよ!」
という話を聞いたり、その後に新宮市に行ったときにも同じように
「ここ数日は異常気象!とんでもない暑さ!」
という人が何人もいて、どうやら紀伊半島、大峰山脈あたりは猛暑…というか、酷暑だったようです。
大峯奥駈道を歩く中で、2日目(8月19日)、3日目(8月20日)と4日目(21日)の前半あたりはそれなりに標高の高いところを歩いていましたが…
風がほとんど吹いていなかったので、汗が蒸発している感覚があまりなかった。
切り立った断崖の上や見晴らしの良い尾根、山頂でも、とにかく「風が吹いて気持ちが良い」と感じる場面はほとんどありませんでした。
ただ森の中や木陰など、直射日光に当たらない場所ではそれなりに暑さも緩和されていたような気がします。
標高が下がってくる5日目以降は茹だるような暑さ、、、
熱中症にならないように水は飲まないといけないけど、大量に水を背負うとその分体力は消耗するし…
かといってこまめに水場に降りて補給するのは面倒だし、それ自体も体力を使うし…
こういったジレンマを抱えながらも、自分が消費する水の量を計算してどこでどう水を補給するのかを考えながら歩いて行くのも、山行の面白さではありますけどね。
大峯奥駈道を逆峯や順峯で縦走するのは、やはり5月あたりか、もしくは9~10月あたり?
あまり早い時期だとまだ雪が残っていることもあるようなので、そのあたりは様子を見ながらということになりますが。
自分も機会があったらまた大峯奥駈道を歩いてみたいな~と思っています。
今度は順峯か?
いや、逆峯で歩いた後に小辺路を歩いて高野山まで?(体力的に無理…
とにかく季節が良い時期に歩きたいなぁ。。。