おはようございます
更新が途絶えてしまってました
ここ最近は本当に余裕がなく、今週いっぱいはかなりバタバタしそうです
バタバタしている中でも、先週はいろいろなお話があった一週間でした建築のことだけではなく、夢のあるお話をさせていただくこともあり、今が考える時なんだと思いました
さて、今日は家の性能についてのお話をさせていただきます
オープンして半年ほどたつ新事務所ですが、最近小さな問題が発生しておりまして、朝出社すると暑いんです
今日なんかは朝起きるとちょっと肌寒く感じるくらいですが、
事務所は大体24~25度、夏場も朝の気温は真夏日でも26度くらい
良くも悪くも、室内の温度が一定なのです
そして、クレープ屋さんという性質上、温度が上がりやすい条件がそろっているのです
冷蔵庫の数やクレープ台の熱、わずかですが、LED照明の熱、そして最も大きいのがお客様の熱、そして、断熱・気密の高さゆえ、この時期が一番つらいと実感しました
お店開店中は当然クーラーをつけます
本当は窓を全開にしてシーリングファンで回すのが理想ですが、当然窓の近くのお客様は寒くなってしまいます
一般的な住宅の場合はおそらく窓の開閉で解決できることなのですが、お店の性質上性能を上げすぎるのも考え物かなと感じました
真冬ももしかしたら薪ストーブの出番がほとんどない状態になるかもしれませんね
現状の対策としては、お店オープンまで窓を全開にしてなるべく開店前の温度を下げておくことですね
住宅も同じかもしれません。
もしかしたらこれから先お客様と作り手の求める家の性能の乖離が大きくなりすぎて、かえって暮らしにくい家ができてしまうこともあるかもしれません。
先ほども書きましたが、良くも悪くも温度が一定になるという一見良いことづくめの感じもしますが、暮らしの豊かさという観点では少し寂しくなるかもしれませんね
寒い空間で、薪ストーブの暖かさを感じることも、昔でいうといろりやこたつ、これらはその空間が寒い方が気持ちよく感じます
これから先、間違いなく性能勝負になっていくであろう建築業界ですが、今一度暮らしの豊かさとはどこにあるのかを考えるタイミングかもしれませんね
四季があって、暑い寒いがあるからこそ幸せだと感じることも少なくないと思いますので、全体のバランスを考えながら自分たちにとってちょうどいい家とはなにかということを考えても良いかもしれませんね
忙しい時こそ心には余裕をもって行動していきたいところです
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