「泣き真似」が効果を発揮するらしい... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

昨夜は中秋の名月だったそうだ。
江戸時代にはこの名月にあやかり、市が開かれたり盛大なものだったようだ。
古来の歌には「月」を詠んだものが多い。
「歌」と言っても、ちょっとシャレのような歌で言えば、
「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」などがある。
「月」という文字がいくつ出てくるのか?
というほどに多い。
もちろん、季節や花鳥風月を詠んでいる俳句であればなおさら多い。
松尾芭蕉の俳句に
「升(ます) かふて(買うて) 分別替わる 月見かな」という句がある。
これも「月」に ちなんで詠んでいるものだが、意味は「何のこっちゃ?」
というところでもある。
これは、前後のことがわからないと意味をなさなくなる。
十五夜の月を見るためには下準備が必要。
もはや十三夜から気持ちを高める必要がある。
その十三夜に雨が降ると住吉大社の宮司は、ゲンを変えるために
「泣き真似」をするという風習があり、
それがうまく天に通じると十五夜は隈なき月を見ることができる、
そんな言い伝えがある。
芭蕉も十三夜に、月の出を待ち構えていたが、あいにくの雲。
そこで、住吉大社の前に市が立っていた出店に出かけて「福升」を買った。
これでゲンが変わり、良き月見となるだろう、
という気持ちがこの句に詠み込まれているようだ。

世界を見ればトランプ大統領をはじめ、キナ臭い香りが漂っている。
これからの世界が見渡せるようにうまく晴れ渡るかどうか?
もう一つはっきりしない。
昨今は、台風被害もあった。

そこで、「泣き真似」で効果は上がるとは思えないが、
世界を「晴れ🌤」にするには、なにがしかの「ゲン」を変えることが必要だ、
というところか...


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<了>