「ダブルバインド」の恐怖... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「ダブルバインド理論」なるものがある。
この理論の提唱者は、ウィリアム・ベイトソン。
人物としては「メンデルの法則」の再発見者と呼ばれている。
この「ダブルバインド理論」と呼ばれるものは、
おそらく、遺伝的要素を追求しているところで生まれたものに違いない。
メンデルは一つの理論を作り上げたが、追究していけば理論に収まる事例もあれば、
それとは対照的な事例が生じる事がある。
「ダブルバインド」とは相反するものに拘束されている心理状態を言う。
すなわち、これを引き起こす側は、問題意識が希薄だが、
受ける方の心理状態は大変。
例えば、幼児虐待などが、その好例。
幼児の母親が、自身の子供を可愛く思っているのに、
起こす行動は、虐待など、非常に暴力的であったりする。
幼児は、果たして、自分が愛されているのか?虐められているのか?
となる。
同時に相反する二つの拘束を受けることが「ダブルバインド」。
最近は、児童虐待などはこのケースとも言える。
この「ダブルバインド」は会社や組織でも起こる。
上の立場のものが部下に対して相反する指示を出す事がある。
例えば「命令に従わないと言って叱咤。そのため、指示を待っていると、
自分で判断できないか!と文句を言う」相反する二つの拘束。
これに悩む。
こんな「ダブルバインド」は、あちらこちらにあるもの。
受けている当人にとっては心理的に辛いもの。

相反するものを背負わされた人間は実に辛そう。
そういえば、最近辛そうな様子を感じる人物がいる。
それは、菅官房長官。
「桜」の一件、以降、なんだかキレを感じない。
ダブルバインド?


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<了>