この世界は箱庭だと知っていた私 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

小さい頃、たぶん4歳くらいの頃のことです。

 

 

私は、瓦拭きの平屋建ての古い日本家屋に住んでいました。

 

家の周りには、大きなレモンの木が植わっている庭がありました。

 

 

玄関の脇には、匂い立つ沈丁花の茂みがあり、胸いっぱいに匂いを嗅ぐのが花の季節の楽しみでした。

 

 

庭のテラスには二人乗りのブランコがあって、ちょっぴり首を傾げて、ブランコに乗るのが好きでした。

 

美しい芝生の庭ではなくて、ただ黒い土や雑草やら、ダンゴ虫のいる庭で遊んでいると、いつも、誰かがどこかから私のことを見ているのを感じていました。

 

 

 

ある日、ビスケットのカケラを運んでいる蟻の行列を眺めていて、

 

人間は自分たちが地球のすべての生物を支配していると思っているけれど、きっと私たち人間を観察している何かがどこかに絶対にいるはずだと強く感じたのです。

 

 

 

4歳の私が、ただじっと、こうして蟻の行列を眺めているように。

 

 

 

この蟻たちが、この小さな庭を世界の全てだと思っているように、私たち人間も地球の上とほんの少しの宇宙だけが見えている世界だけど、もっと大きな存在が、まるで箱庭みたいな小さな地球で暮らしている人間を、絶対に見てると感じたのです。

 

 

 

 

 

そのことを母に話すと、

 

 

何を変なことを言っているの。

 

おかしなことを言ってないで早くお家に入りなさい。

 

 

と叱られたので、この話は、もう誰にも言うのはやめようと思いました。

 

 

 

 

それからは、もう誰にもその話をするのをやめて、母に言われたように、

 

 

そんなことはありえないんだ。

 

こんなことを言うと変な子だと思われる。

 

 

と、もう誰にもそのことを話すのをやめました。

 

 

 

 

それから、泣きそうになったとき、目をつぶると、いろいろな色の水溜りが見えるようになりました。

 

水色だったり、緑色だったり、灰色だったり、黒色だったり

 

それらの色が混ざりあっていたりする水溜りでした。

 

 

そしてそれを母との交換日記に書きました。

 

そのときは、母は、何をバカなことを言っているの、とは言いませんでした。

 

 

すごくいい作文だから新聞社の子供のお便りコーナーみたいなところに応募しようと言いました。

 

 

それで応募したのか、受賞して新聞に載ったのかどうか、なぜか思い出せないのだけど、母に褒めてもらえて、変な子だって言われなくて、すごくホッとしたのを覚えています。

 

 

 

 

 

コーチング生さんたちとのトークが終わって、小さな森に早春の匂いを嗅ぎに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

夫は私が頼んだことがうまくできなかったり、忙しすぎて対応できなかったりすると、切腹覚悟くらいの辛そうな顔をします。

 

そういえば、昔、母が私が何かで困っていると、自分のキャパを超えたことだと助けてあげれないのが辛いのか、すごく機嫌が悪くなることがよくありました。

 

それで、だんだんと母には自分の悩みを話さなくなりました。

 

ただ、言ってるだけで、解決策も助けも要らないのに、母親というものは、我が子を助けねばというプレッシャーが常にあったのでしょうね。

 

 

 

それは私は知らない、私もどうすればわからないわって答えてくれるだけでよかったのに。

 

そして、だいじょうぶ、なんとかなるよって言ってくれるだけでよかったのに。

 

 

 

夫も母も、期待に応えられないと、自分が責められているような気持ちになっていたのでしょう。

 

 

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