小さい頃、たぶん4歳くらいの頃のことです。
私は、瓦拭きの平屋建ての古い日本家屋に住んでいました。
家の周りには、大きなレモンの木が植わっている庭がありました。
玄関の脇には、匂い立つ沈丁花の茂みがあり、胸いっぱいに匂いを嗅ぐのが花の季節の楽しみでした。
庭のテラスには二人乗りのブランコがあって、ちょっぴり首を傾げて、ブランコに乗るのが好きでした。
美しい芝生の庭ではなくて、ただ黒い土や雑草やら、ダンゴ虫のいる庭で遊んでいると、いつも、誰かがどこかから私のことを見ているのを感じていました。
ある日、ビスケットのカケラを運んでいる蟻の行列を眺めていて、
人間は自分たちが地球のすべての生物を支配していると思っているけれど、きっと私たち人間を観察している何かがどこかに絶対にいるはずだと強く感じたのです。
4歳の私が、ただじっと、こうして蟻の行列を眺めているように。
この蟻たちが、この小さな庭を世界の全てだと思っているように、私たち人間も地球の上とほんの少しの宇宙だけが見えている世界だけど、もっと大きな存在が、まるで箱庭みたいな小さな地球で暮らしている人間を、絶対に見てると感じたのです。
そのことを母に話すと、
何を変なことを言っているの。
おかしなことを言ってないで早くお家に入りなさい。
と叱られたので、この話は、もう誰にも言うのはやめようと思いました。
それからは、もう誰にもその話をするのをやめて、母に言われたように、
そんなことはありえないんだ。
こんなことを言うと変な子だと思われる。
と、もう誰にもそのことを話すのをやめました。
それから、泣きそうになったとき、目をつぶると、いろいろな色の水溜りが見えるようになりました。
水色だったり、緑色だったり、灰色だったり、黒色だったり
それらの色が混ざりあっていたりする水溜りでした。
そしてそれを母との交換日記に書きました。
そのときは、母は、何をバカなことを言っているの、とは言いませんでした。
すごくいい作文だから新聞社の子供のお便りコーナーみたいなところに応募しようと言いました。
それで応募したのか、受賞して新聞に載ったのかどうか、なぜか思い出せないのだけど、母に褒めてもらえて、変な子だって言われなくて、すごくホッとしたのを覚えています。
コーチング生さんたちとのトークが終わって、小さな森に早春の匂いを嗅ぎに行ってきました。
夫は私が頼んだことがうまくできなかったり、忙しすぎて対応できなかったりすると、切腹覚悟くらいの辛そうな顔をします。
そういえば、昔、母が私が何かで困っていると、自分のキャパを超えたことだと助けてあげれないのが辛いのか、すごく機嫌が悪くなることがよくありました。
それで、だんだんと母には自分の悩みを話さなくなりました。
ただ、言ってるだけで、解決策も助けも要らないのに、母親というものは、我が子を助けねばというプレッシャーが常にあったのでしょうね。
それは私は知らない、私もどうすればわからないわって答えてくれるだけでよかったのに。
そして、だいじょうぶ、なんとかなるよって言ってくれるだけでよかったのに。
夫も母も、期待に応えられないと、自分が責められているような気持ちになっていたのでしょう。
全文はこちらです。
濃い読者さまのためのマガジンを発行しています。
プレミアムでは、ある程度、覚醒していて(目覚めたい人も)、自分を愛することの意味を理解し、そして色々な意味でブロックが外れている方(外したい方も)に向けて、もっと実質的なアドバイスや、私の気づき、思うことを語らせていただく場になっております。
プレミアムの紹介文には、オンラインサロンとなっていますが、購読してくださった方が、顔出しして何か発言をしないといけないというものではなく、読むだけでも十分に学べる場です。
魔法の玉手箱同様、好きな時に読んでいただくことで、精神世界だけでなく、すぐに使える実質的な情報をお送りしております。
ミカリュスの魔法の玉手箱(月額540円)
2019年2月現在、過去記事を全て公開しておりますので、540円で350以上の有料記事が読み放題です。
ミカリュス・ブルガリスの世界へようこそ。 ブログでは書けない深くて濃いお話をしています。 愛のある暮らしと地に足のついた精神世界、そしてお金のリテラシー、子育て・親育て、ライフワーク作りなど、テーマ毎にお伝えしていきます。 読んでいるだけでパラダイムシフトが起こり、今のままで幸せを感じられるようになり、軽やかにしなやかに生きれるようになれる魔法の玉手箱です。
玉手箱プレミアム(月額5400円)
ミカリュスの魔法の玉手箱での学びを知識だけではなく実際に使えるものに落とし込んでいきたい方のためのコースです。
玉手箱とほぼ同時入会していただくこともできますが、その場合は必ずミカリュスの魔法の玉手箱の記事を並行して読んでいってくださいね。
プレミアムメンバーの方は、いつでもお好きなときにミカリュスとプレミアムプライベートトークを楽しんでいただけますので、メンバーさんはお気軽にご利用くださいね。
春に向けて、継続コーチング二期生の募集要項の準備もしておりますので、プレミアムメンバーさんで興味のある方は、自己紹介のメールを送ってくだされば、準備が出来次第、優先的にご連絡を差し上げますね。
最新のプレミアム記事はこちらです。
🔗 ありがとうと言っているのに、ありがたいことがあまり起こらなくなってきた人へ
サロンでは、ミカリュスのプリンセス恋愛談義も好評連載中です。
プレミアムのメンバーさんの人数が、創刊1ヶ月で60人を超えました。
人数が増え過ぎてしまうと、大変になってしまうかもと思っていましたが、取り越し苦労でした。
それどころか、皆さまが、たくさんのアイデアをシェアしてくださって、サロンがどんどん充実してきております。
私からの愛情たっぷりのスパルタ・メッセージ(笑)の他にも、魔法の玉手箱で学びを深められて人生にパラダイスシフトが起こったメンバーさんたちが、飾ることのない等身大の愛のメッセージをシェアしてくださっていますので、魔法の玉手箱のメンバーさんで、プレミアムに参加したい方は、どうぞお気軽に覗いてみてくださいね。
ミカリュスの魔法の玉手箱の読者の方なら、どなたでも入会していただけますので、勇気を出してお越しくださいね。
いろいろなブロックがボロボロと外れてしまいますよ。
2019年1月創刊の玉手箱プレミアムですが、途中から入会した方のためにバックナンバーをご用意しております。
2月からご購読を始めた方は、大切な情報がたくさん詰まった創刊号のバックナンバーをご利用くださいね。
激戦の恋愛・結婚ブログのランキングに参加中です。 グランヌヌスをクリックしてね。
Pour encourager Miccalus, cliquez s'il vous plait !
ありがとうございます。
ご縁があり、このブログに辿り着いていただいたことに感謝しております。
私に知らせる形で読者登録をしてくださればたいへん励みになりますのでどうぞよろしくお願いします。