今日はボスの日 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、ぼくは上司に恵まれなかった。


入社早々イラクに飛ばされたのだが、その仕事は所属部署のメインから外れていた。


そちらの部署で認められ、ぼくを引っ張ってくれた。


しかし、当時のボスはぼくを手放さなかった。


嫌なヤツだった・・・というより、悪人だった。


好きだったボスはどんな人?

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8年後その部署は解散し、会社は新しい事業を始めることになり、ぼくをアメリカに派遣した。

帰国後、ぼくはあるビジネスを提案し、その責任者になった。

スッゲェ~面白くて、ぼくは天職を得たと思った。

ぼくの部署だけ利益を生み出し、他の部署は大赤字だった。

もちろんハードに働いた。

ところが、事業を統轄する上司はそのビジネスのことを知らず、ぼくを評価する知識がなかった。

悪い人じゃなかったが。

結局、会社は事業全体が出す天文学的赤字に耐えられず、またもや解散してしまった。

ぼくの部署だけ継続させようと会社は動いてくれたが、ぼくの情熱は冷めていた。

会社に新しいビジネスを提案し、採用され、ぼくを担当者にした。

ぼくは提案しただけで、担当するつもりはなかったのだが。

案の定、そのビジネスは大当たり。

順調に進むかと思われたが、そのビジネスと分野が重なる他の部署の重役から妨害を受け、結局潰されてしまった。

社長、会長にまで直訴したが、亜流の道を歩んできたぼくに勝ち目はなかった。

最後はぼくが入社したときのビジネスを復活させ、ぼくはそこのボスに収まった。

スケールはずいぶん小さくなったが、会社にはずいぶん貢献した。

むちゃくちゃ保守的な会社なのに、ぼくだけは面白いことを沢山させてくれたので恨みはない。

ただ、上司には恵まれなかった。

(後日談)

会を辞めてもう7年が経とうとしている。

辞めたあと、ぼくの部署はパタッと受注が止まり、ぼくが軽蔑していたある重役が仕切る部門に吸収され、彼のオモチャになっているそうだ。