今は横須賀市に住んでいますが、高校は市川に行ったんです。最寄り駅のJR市川駅そばに、「鈴屋」と言う、そうですね分かりやすく言えば“立ち蕎麦”みたいな店がある。コロナで潰れてやしないか?心配で食べに行ってきたんです。
蕎麦を打ってる訳ではなく、既製品の蕎麦を湯がいて出してくれます。天ぷらはここで揚げているのでとても美味しい。
中でもおすすめなのは「ゲソ天」です。ゲソと言ってもイカ出はなく、タコなんです。タコをぶつ切りにしたかき揚げ。
僕は何時も、そばにゲソと月見。と言う組み合わせで食べます。
昔は来た順に親父さんに注文したものです。そばかうどんを選び、次に天ぷらは何をのせるのか。
ですから、「そばでナスとソーセージ」みたいな頼み方なります。
こちらのお蕎麦は高校生時代に、数え切れないほど食べました。部活もやっていましたし、常に腹が減っていて、部活帰り、テストで休みのときも、夏休みの部活帰りなど、毎日のように食べていました。
俺の体は鈴屋で出来ている。
何て冗談言ってたほどですから、その味を体が求めているんでしょう、未だに食べたくなり、電車で二時間かけて食べに行きます。
やっていて良かったです‼
いつでも開いていると言う安心感と包容力、味も去ることながら、変わらないと言うのも魅力なのかも知れません。
わざわざ食べに行く価値は僕にはあるんです。当事、よく一緒に行っていた水泳部の親友に声かけたらわざわざ来てくれた。
同級生はだんだん疎遠になってくるけど、こうしたきっかけがあるとうれしい。
ですから、飲食店と言うのはその人なりの思い出がありますね。いつも食べていた味と言うのは体に馴染んで、当事の記憶とともに成長してきた歴史をも思い出させてくれる偉大な場所なのです。
みなさんはそう言う場所ありますか?
やっていてほんとに良かったです。嬉しかったので、ついブログに書いてしまいました。
長くてすみません。
ありがとうございます。