新型出生前検査(NIPT )を受けました。

結果は陰性。とりあえず、ホッと一安心。

NIPTについては賛否両論あるので、ここからは自己責任で読んでください。気を悪くされる方がいらっしゃるであろう内容です。

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40歳での妊娠
リウマチの持病あり=薬漬け
卵子の数が閉経前と同じ=実年齢よりも老化
体外受精しかも凍結卵子での妊娠

という、不安要素山盛りの状況なので、かなりの確率で陽性になるんじゃないかと不安で仕方ありませんでした。
陽性じゃなくても、膠原病であれば判定不能(結果不明)になる可能性もあるらしい(膠原病患者はなんとか抗体?を持つ人が多いかららしい)。

陽性になれば(NIPT の後、羊水検査もしてそれも陽性であれば)子供は諦めると決めていました。
とはいえ、結果がわかるまでの2週間、実際に中絶を経験された方のblogを読み漁る日々。

……中期中絶って、出産扱いなんや、、、と知り、さらに不安が募る。手術で出すんだと思ってた。。。
赤ちゃんを諦めることの悲しさより、出産する恐怖と産後休も取らないといけないという恐怖(妊娠がうまくいかなかったことが職場の皆にバレる)が勝ってますます不安に。

体外受精でやっと授かったのに簡単に中絶とか考えるな!という批判は当然でしょうが、敢えてストレートに言うと、障害を持つ子を育てたくない気持ちが強く、誰にどう思われようとも産む方へ気持ちが揺らぐことはありませんでした。

もちろん、産んで育てることも考えましたが、

産まなきゃよかった  とか
検査しとけばよかった  とか

絶対に思うだろうし、後悔しか残らないような出産はダメだと思ったので。

NIPTでわかるのは染色体異常いわゆるダウン症だけ。他の障害がたくさんあることもわかっています。
もし産まれた子が他の障害を持っていたら育てないのかっていう自己問答もやりました。
正直に言えば、実際にそうなってみないとわかりません。ただでさえ子供が好きじゃないので、育てられないんじゃないか、、と思わなくもないです。
でも、私は根は真面目だし世間体を気にするし、事前に障害をわかることが出来ない以上後悔も無いし、そこは「これも運命だったんだ」と覚悟できるんじゃないかとも思えるのです。

読み漁ったblogの中で、私のように道徳的に非難されるような考えを持ってることが書いてあるのはほとんどなかった。

重篤な障害(産まれても1年も生きられない)がわかったから仕方なく中絶した
周囲に反対され、泣く泣く中絶したけど立ち直れない

というように、母となる女性側は赤ちゃんを諦めることにとても苦しんでる内容が多い。

……まあ、ネット上に書いてないだけで、私のような気持ちを持つ人はある程度いるんだろうとは思います。
そんな人が1人でも見てくれて、自分だけじゃなかったって思ってくれたらと赤裸々に書いてみました。

……陰性だったから自分の意志で中絶することにならなかったから書けたところもあるんですが。だから結局は綺麗事になるのかもしれませんが。

このまま何もなければ、こんな私も母になります。さすがに妊娠前よりは覚悟や自覚は芽生えましたが、母性は相変わらず無いまま。

どうなりますことやら。