ディズニーCEOが実践する10の原則(ロバート・アイガー)
ディズニーのCEOとして、11年が立ち、華々しく上海ディズニーランド開園のスピーチが始まるところから、物語はスタートします
さあ、これからスピーチをするとなった直前に、スタッフが近づき、一つの報告が入ります。
オーランドディズニーランドで、小さな男の子がワニ襲われてしまったという事実が伝えられるのです・・・
そんな中、どうスピーチを行い、その後、どのように対応していったのか?
そして、なぜ、そのような振る舞いができたのか?という事が、紐解かれていきます・・・
その今までの経験を踏まえ、真のリーダーシップに必要な10の原則が紹介されております。
1.前向きでああること
2.勇気を持つこと
3.集中すること
4.決断すること
5.好奇心を持つこと
6.公平であること
7.思慮深いこと
8.自然体であること
9.常に最高を追求すること
10.誠実であること
(抜粋)
詳しくは、ぜひ、書籍を読んでみてください。
いろんな、リーダー、同僚、スタッフと働いた経験を踏まえ、あるスピーチの前に、思ったことが書かれております。
「大切なのは、批判する者ではない。強者がつまずくとそれを見たことかと揶揄する人間でもない。行動する人の揚げ足を取る者でもない。実際に舞台に立ち、顔が血と汗と埃にまみれた人間こそ、賞賛に値する」
(抜粋)
そして、後半に、本質を語っております。。。
世界中から、権力者だ重要人物だと祭り上げられたとしても、本当の自分を見失わないことが、リーダーの本質だ。
自分を過信しはじめた瞬間に、肩書きに頼りはじめたその瞬間に、人は自分を見失ってしまう。
人生のどの段階にいても、あなたという人間は昔も今も変わらないことを心に留めておいてほしい。
それが何よりも難しく、何よりも大切な教訓だ。
(抜粋)
ディズニーという、一流ブランドを背負い、そのビジネスを大きく伸ばし続けた偉業は伝説となっております。
スティーブジョブスとのリアルなやりとりなども、とても興味深く、歴史が変わる瞬間を垣間見れた喜びでもあります
美談というよりは、苦労話に近い自叙伝ですが、逆に、学ぶ事が多い一冊だと思います