アーティゾンの「シスレー」
アルフレッド・シスレー
『サン=マメス六月の朝』1884年
(アーティゾン美術館蔵)
印象派の画家・シスレーはセーヌ川の周辺
で、ほとんどの作品を描いています。
この絵はポプラ並木とその向こうのゆった
り流れるセーヌ川を明るくして、右の建物
の影が落ちた通りを暗く表現しています。
シスレーの風景画、いいですね。
穏やかな気持ちにしてくれます。
でも洪水の絵も何枚か描いています。
これも結構いい絵です。
晩年は絵も売れず、ひっぞりと亡くなりま
した。
モネは「かわいそうなシスレー」といって
嘆き悲しんだそうです。
(撮影:2020.1.21)