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今回の記事は,公務員試験の「面接対策」に関するものです。
しかも,超まじめな内容ですw
政府による緊急事態宣言等に伴い,昨今は「外出自粛」が叫ばれる日々です。
そのような中,新しいトレンドとして「オンライン飲み会」というものが,どうやら一部で流行っているようです。
「オンライン飲み会」とは,簡単に紹介すると,参加者たちは,自宅でお酒を飲みつつ,zoomなどのビデオ会議システムを利用してオンライン上で友人たちとつながった状態にして歓談しながら楽しむという形態の飲み会のことです。
(割と頑張って解説した気がする)
zoomなどのビデオ会議システムは,公務員試験の受験生の皆さんにとって比較的なじみがあるのではないかと思います。
大学生の方であれば,大学の講義やゼミをオンラインで行っていますね。
社会人の方であれば,テレワーク等の在宅勤務において,従来会社で行っていた会議をオンライン上で行うなどしていますよね。
ここでちょっと考えていただきたいのです(やっと本題)。
「従来の講義形態・会議形態(オフライン)」から「オンライン形態」へ切り替わることで,“あること”を皆さんは改めて意識するようになりました(なったと思います)。
さて,それはいったいなんでしょうか?
…
……
………
…………
……………
はい,終了!
答えは「自分が相手から『どう見えているか』」です。
zoomで会議をするにあたり,部屋の中などが映らないようにと,「背景画像」がちょっとしたブームになったりしました。
「背景画像」とは,本来であれば,カメラで撮影したユーザーをはめ込むために用いる画像のことで,これを利用することで,ユーザーの後ろにあるはずの部屋の様子等が映らなくなります。
例えば,エヴァンゲリオン等のアニメや映画の1シーンを背景にする人なんかいたりします。
「相手からどう見えているか」が,オフラインからオンラインに切り替わったことで,改めて意識されるようになったというわけです。
面接もそうですよね。
もちろん「何を答えるか」も重要ですが,「どんな人が答えるか」も正直重要です。
どれほど重要な・大切なことを述べているとしても,その人が,ダボダボのズボンを履いて,寝ぐせだらけの頭をしている状態であれば,その言葉の説得力は残念ながら弱まってしまいます。
つまり,「相手からどう見えているか」は,伝えるべきことを確実に伝えるうえで,とても大きなポイントになるわけです。
私自身,模擬面接の面接官役をすることがあります。
そのとき思うのが,「何を答えるか」の前にあるもっと基本的な部分が,あまりできてないなぁということです。
具体的には,「入室するとき」「面接を行っているとき」「退室するとき」のしぐさが,とにかくダメ。
フラフラしていたり,猫背になっていたり,目線が泳いでいたり合わなかったり,落ち着きがなかったり,入室・退室の際に挨拶ができなかったり……と,挙げればキリがありません(汗)。
特に「入室するとき」のしぐさがダメな人は,第一印象が「悪い」ですから,言ってしまえば「評価がマイナスの状態」から面接が始まるわけですよ。
これほどもったいないことはありませんよね,間違いない(残り10分ちょっとが,すべて「マイナスをゼロにするため」に行われるわけだ)。
面接対策をする際は,「何を答えるか」の部分にばかり目が行きがちですが,「相手からどう見えているか」にも少し目を配らせてみてください。
そしてそれを知る手っ取り早い方法が,「自分をビデオ撮影してみる」,つまり自撮りってやつ。
自分の一挙手一投足を,実際にビデオで撮影し,その場で見てみるのです(スマホが1台あれば,すぐにできるっしょ)。
別に「面接そのもの」をやる必要はありません。
「入室」「退室」だけでも撮影してみてください。
正直あなたが思っているよりも,結構アレだと思います(汗)。
なお,おススメは,面接官と同じ位置から撮影してみるです。
正面から撮影してみること。
ただ「自分で自分を撮影する」なんて,日ごろからInstagramで自撮りをバシャバシャやっているようなパリピでもない限り,慣れたもんじゃありません。
というか,「え,オレって,こんな声なの!?」とショックを受けることが多々あります(私自身,講師になりたての頃はそんな感じでした)。
そこで,第一段階として「オンライン飲み会をやってごらん」というわけです。
(「オンライン飲み会」の形態は,ほぼそのまま「Web面接」になるので,そっくりそのまま面接対策になります。お酒はないけど)
世間は今こんな状態ですし,気分転換に友だちの顔を見るのも悪くないしさ。
「面接対策だよ」とか言って,何人か集めてしゃべるだけでも,いい気分転換になると思いますよ。
“新しい波”を,うまいこと活かしていきましょうね。