こんばんは。

今回の台風、思ったほど強くなくて助かりましたね。

前回の被災地の再被害を心配していましたが、大丈夫そうです。

 

昨日の雨で延期になった隅田川花火大会は、今日開催でしたね。

音だけは良く聞こえて・・・。

家のベランダからちょっとだけ見えますが、さすがに花火を肴に一杯飲むほど大きく見えないので、諦めましたよ。

 

とはいえ、この土日、お持ち帰りのお仕事が忙しくて、お休みした気分になれません。

モバイルパソコンは便利ですが、24時間お仕事が出来るので、それはそれで問題ですよねー。

 

さて、続きです。

 

「私に触れるがよい。」

木からお爺さんのような声がしました。

 

私は恐る恐る、人差し指の先っぽでちょっとだけ木に触れてみました。

 

ほんの一瞬だけ。

 

でも、それだけで十分でした。

 

そこから私の中に入ってきた何かは、すぐさま目の前に画面となって広がります。

 

そうそう。私、この頃からこんな感じで先方から促されるとたまに見えることがありました。

 

父みたいに自在には見えませんが、先方から波を合わせて頂けると見えるんです。

 

それはずっと昔の事。

 

ある男の神様が、人々に運ばれてその地に来られました。

 

どこか大きな神社のご分霊様です。

 

きっと、その地方の有力者が勧請して、神様においで頂いたのでしょう。

 

沢山の人々が集まって、その神様が来られたことを祝い、真新しい神社の前で神事が行われ、盛大なお祭りがありました。

 

いらっしゃった神様は、その時にはまだ子供のようなお姿でした。

 

それから長い年月が流れます。

 

その神社は地元の人々の信仰を集めて少しづつ大きくなり、やがて社殿も建て替えられて、地方でも少し有名な神社になりました。

 

最初子供のようなお姿だった神様は、その頃には青年の容姿になっていました。神様って、もしかしたら成長するのかも・・・です。

 

髪をみずら結い(古代の髪型)した神様は、人々と仲良く楽しい日々を過ごしていました。

 

作物に雨の恵みを与え、無事なる収穫を見守り、お祭りを人々と一緒に楽しみ、昔の人はホント神様と一緒に過ごしていたんですね。

 

それをずっと見守ってきたのが、この木です。

 

最初の社殿を建てた時に、参道の脇に植えられた樅の木の一本です。

 

ある日、神様が参道を下りて来られて、その木の前に立たれました。

 

「樅よ。すまぬがこれから私の手伝いをしてくれぬか。」

 

神様は続けられます。

 

「参拝者も増えて嬉しいのだが、それと一緒に良くないものも増えてきた。それを浄化したいが間に合わない。それを手伝って欲しいのだ。」

 

すべての木にそのような力があるのではないのですが、その木は何故か特別な力があったようなのです。

 

「ご拝命いたします。ありがとうございます。」

 

そうお答えしてから、その樅の木は神社にお参りしてきた人に憑いて来た良くないものを落として自分の中に取り込み、時間をかけて浄化することにしたのでした。

 

良くないものを取り込むとき、樅の木はまず、樹皮の部分へ霊体をくっつけます。そして、少しづつ年輪と年輪の間に霊体を取り込み、数年かけて浄化させ、葉の先から浄化された霊体を上に上げていきます。

 

樅の木は長い年月、そうやってきて、陰ながら神社を守ってきたのです。

 

それがある日の事です。

 

 

続きます

 

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