こんばんは。
この3連休、久しぶりにずっと良いお天気で、穏やかな秋日和でしたね。
私は、ホントに3日丸々お休み出来ましたよ!
いつも土曜日はお仕事してて、2日以上連続で休んだのって、お盆以来かもー。
なんか、すごく元気になりましたよ!!
そういえば、前回のお話で、少し間違えていましたね。
「昼間にこれが見えるなんて~」って書いてましたが、気持ちは「(電気がついて)明るい時」って書こうと思ってたのです。なんか酔っぱらって書くと良くないですね。
失礼しました。ちゃんと直しますね。
続きです。
明るい時にこれが見えることは滅多にないので、ちょっとびっくりしましたよ。
↓
目の前に広がる光景は、白黒の映画の様でした。
そこは、どこかのアパートの狭い一室の様です。
一人の若い男性が椅子に座ってこちらに向かって語り掛けます。
「あと少し。あと少ししたらちゃんと免許が取れるよ。もう少し待っててくれよ。」
何の事でしょう。
「本当に大丈夫なの?」
横から女性の声がします。
「今度こそ大丈夫。免許が取れたらちゃんと正社員になれるから。そうしたら親御さんのところに挨拶に行こう。」
「わかった。もう少しだけ待つわね。」
あらあら。一体、何の免許でしょう?挨拶って結婚?ちょっと興味がわきます。
男の人の机の上には本が開いてあります。細菌の増殖、皮膚と付属器官、感染症、何か難しい本を読んでるみたい。ちょっと見たところ、看護師の資格試験みたいです。
色々と二人は話し合っています。
どうやら、次の国家試験で合格したら、今働いている会社の正社員になれて、彼女にプロポーズするみたいです。
「が、頑張ってください!」
聞き覚えのある声が聞こえました。そう。マネキンの声でした。その声は部屋の男女には全く聞こえないみたいですが、マネキンは一生懸命男性を励まします。
「あなたならきっと出来ます。応援していますよ!」
どうやらマネキンにとって、その男性はとても大切な人みたいです。
声が男性に聞こえないのは悲しそうですが、マネキンは気にしていないみたいです。
次の場面へとスクリーンは変わります。
アパートで男性がマネキンに向かって話しかけます。
「いよいよ、来週が実技試験だ。今から最後の仕上げをするよ。お前も手伝ってくれよな。」
ハサミと櫛を取り出してきた彼は、マネキンヘッドを部屋の中央の台の上に置き、髪のカットを始めました。
そうなんです。そのマネキンヘッドは、理容師のカット練習用のマネキンでした。
彼女から「国家試験頑張って♡」と贈られて、試験直前までずっと使わずにいたものだったのです。練習用にしては結構お高いマネキンヘッドみたいです。一度もカットしてないらしく、髪はすごく長い状態でした。それを、少しづつカットしていきます。
まずはロングに、そしてセミロングに、そしてミディアムからボブに。
そこで打ち止めでした。次のショートボブにはどうしてもしたくなかったみたいで、ボブでストップです。それが今のマネキンの髪型なのですが、とても素敵です。
そう。彼は理容師の資格を取ろうと頑張っていたのでした。今は下働きらしく、仕事はとてもつらい様子です。
毎日仕事が終わって家に着いたら、彼女に電話して今日の出来事何かを話し、その後にマネキンにも同じ話をしていました。
落ち込んだ時には愚痴を言い、良いことがあった時には気持ちよく報告し。
そうしてマネキンに話すことで元気をもらい、国家試験勉強も一緒に頑張ってきたのでした。
マネキンには何も出来ません。でも、どうしても彼に試験に合格してもらいたい。
その一心でマネキンも神様に祈りました。「〇〇さんが試験に合格しますように。」
マネキンが祈るなんて、何か変な感じがしましたが、今ならわかります。霊体だって高級霊にお願いすることってありますもの。
そして次のシーンです。
無事試験も終わって、発表がありました。
当時はまだネットでの合格発表ではなく、郵送で書類が届いたみたいです。
結果は勿論合格でした。
ホント、彼も万歳!マネキンも頭しかないけど万歳!!って感じでした。
そして、すぐさま彼女のアパートに電話します。
しかし、何故か電話は通じません。
いつもならすぐに電話に出てくれるのに。
どうしたのでしょう?
続きます。
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ナツ子