こんにちは。
台風、日本の真ん中を直撃していますね。
だんだんと東京も風が強くなってきました。
せっかく夏らしくなったと思ったら、今度は台風とか、なかなかお天気に恵まれませんね。
そういえば先週、うちのベランダに遊びに来た蝶がいました。
あまり見ない蝶なので、スマホで撮ってみましたよ。
ネットで調べてみたら、「スジグロカバマダラ」ですって。
宮古島以南に分布するって書いてありましたが、東京まではるばる飛んできたのかしら?
それとも、地球温暖化の影響で、ご近所に住んでいるとか?
蜜を吸ったらあっという間に飛んで行ってしまいました。
見れない蝶が見れると嬉しいですが、温暖化の影響がちょっと心配になるナツです。
あ、今から出張に出かけるので、今週は今日、土曜日にブログを更新しますね。
さて、続きです。
神隠しの一件では、これまた別次元に連れていかれた子供たちを助け出し、一旦、自分の次元に連れ帰り、そこからすぐに現世に送り届けるのに自分のご神体の横にあるゲートを使った様子でした。
だから、山の上に来てしまったのです。
↓
父が理解できたのはここまでのようです。それも、本人曰く、
「合っとるかも知れんし、合ってないかも知れん。あちらの世界はようわからんわ。」
こんな感じなので、正確さに欠けるかも知れません。いえ、もしかしたら大半が間違っているのかも知れません。
人が人の感じられる物事に例えてあちらの世界を表現するには、ここらあたりが限界で、正確には伝えられないようです。
さて、父はそんな話をしてくれましたが、次にしないといけないことがありました。
それは、人々の、丸岳様に対する誤解を解くことです。
だって、このまま町の皆に誤解されたままでは、あまりに丸岳様がお気の毒ですから。
父はどうやったら町の皆が丸岳様の事を分かってくれるか考えました。
自分で「そうではない」と言って回ることも考えました。
でも、一度広まった誤解はそんなに簡単には解けません。
特に田舎は物の考え方に柔軟性が乏しい人が多く、一度こうだと思ったらそう簡単には覆ったりしませんから。
数日経ったある日の夜、父は例の田中さんをうちに呼んで飲んでいました。
もちろんうちに呼んだのは話があったからなのですが、家しか飲むところがない田舎なのも理由の一つでしょう。
この町は超田舎なので食堂やお酒を出すお店はありませんし、酒屋も一軒しかありません。
皆でお酒を飲むときには、誰かの家に集まって飲むのが普通でしたから。
父は、田中さんとは、元々はそんなに仲が良いわけでは無かったのですが、丸岳様の一件から良く話をするようになっていたのです。
父は田中さんに相談していました。どうやったら丸岳様の事を皆にわかってもらえるのか。
田中さんは想像通り、「俺が町の皆に言うたる!任しとけ!!」とか勇ましく言っていました。
確かに彼は行動力に富んでいましたが、逆に血の気が多いことからノリが軽いイメージがあって、どうも大人の間では信頼性に欠けるところがあるみたいです。
「気持ちは嬉しいが、それは無理じゃろう。」父もそんな風に返していましたよ。
「じゃあ、どうしたらええじゃろう。」
「このままじゃぁ、丸岳様に顔向けできん。」
二人でちょっと沈みながら、日本酒を注ぎ合っていました
そんな飲み会の中、電話が鳴りました。
母が電話に出ましたが、少し話してすぐに父に繋ぎます。
「何じゃと!」受話器を持ったままの父の声が鳴り響きます。
何か大変なことが起っているみたいです。
続きます。
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ナツ子