こんにちは。

今日から12月。急に寒くなって来ましたね。

朝の気温が2~3℃まで下がると、冬って感じですね。

うちもさすがに朝晩はエアコンをかけていますよ。

そういえば先日、久しぶりに登別に行って来ましたよ。

 

道央道も快適!

気持ち良いお天気です。

さすがに木々は葉っぱが落ちて、ホウキ状態です。

 

登別に到着。

インターを降りたところの交差点に鬼のオブジェがあるのですが、写真を撮り忘れてしまいました。

 

ここにお泊りしました!

 

ちょっと早いですが、クリスマス気分です。

 

もちろん、即お風呂に直行!!

写真はありませんが、登別のお湯は硫黄泉ですが上品な感じ。

露天は一部屋根付きで、運悪く雨の日でも入れます。

大浴場も広くて、少しくらいお客さんが多くても大丈夫!

 

シャンプーリンスも色々なメーカーさんの商品がバイキング形式で並べられてて、どれでも使い放題!(とはいえ、物理的にそんなに沢山使えませんが)

私のお気に入りもありましたよ!

 

翌朝にかけて、6回ほどお湯につかって満足したナツです~。

 

さて、続きです。

 

としみちゃんは喧嘩した日の夜に亡くなりました。

 

 

小児ぜんそくでした。

 

知ったのは翌朝、学校の『朝のがっかつ(学級活動の略だと思いますが、その当時はそう呼んでいました)』の時間に、担任の女の先生が泣きながら皆に話してくれました。

 

朝になったら、学校で一番に謝ろうと思っていたのに。あんなに謝りたかったのに。死んじゃったら二度と謝れないじゃないの。

 

私は、ものすごく後悔しました。

 

朝になったら昨日と同じような一日がまた始まるって、当然のように思っていて。

 

としみちゃんと会って、ちゃんと謝って、仲直りをして、また一緒に遊ぼうって。

 

それでも、その時はまだちゃんと信じられていませんでした。

 

そうじゃない日が来るなんて、想いもしていなかったから。

 

でも、その日のお通夜と、翌日のお葬式に行って、やっと少しづつ実感がわいてきました。

 

お葬式の後、みんなは学校に戻りましたが、私は学校に戻らず一人で走って町のはずれにある裏山に上がって、眼下に町を見下ろしました。

 

そこは、としみちゃんと何度も上がって遊んだところでした。としみちゃんと色んなことをして遊んで、色んなお話をして、お菓子を持って来て並んで食べて。

 

お葬式では全然涙は出なかったのに、裏山から下を見下ろすと止めどなく涙があふれてきて。夕方まで裏山で一人で泣いていました。学校では『なっちゃんがいない!』って大騒ぎになりましたが、それはあとから知った事。

 

そんな事を思い出していました。

 

ゆっくりと海の底に向かって沈んでいくとしみちゃんと私。

 

でも、途中でとしみちゃんが私に話しかけます。

 

「なっちゃん、会ってくれてありがとうね。私、なっちゃんにごめんねって言えたよ。」

 

「ううん。私の方が悪かったの。ホント、ごめんね。」

 

としみちゃんと私は両手を握り合って、目と目を合わせてそう言い合いました。

 

「なっちゃん。なっちゃんはここまで。ここから先は、私一人で行くね。」

 

「ええ?どうして?私も行くわよ。」

 

「ううん。だめ。なっちゃんはここまでよ。」

 

としみちゃんはきっぱりとそう言うと、私の手を振りほどいて海底に向かって降りていきました。

私は一緒に行こうとしましたが、なぜかそこから下へは降りて行けません。

 

としみちゃんはだんだんと小さくなっていきます。

 

ところが、としみちゃんが見えなくなると、今度はいくつかの黒い塊が透明な筒の底の方からこちらに上がってきます。

 

ひとつふたつ、数えてみると、数えるたびに数が増えてきます。二十一、二十二。

 

そして、黒い塊のひとつから黒い手が伸びてきて私の手を掴みます。

 

大きくなった黒い塊は、すごい力で、私を底の方に引きずり込もうとしています。

 

黒い手はだんだんと増えてきて、私の手や身体をがっしりと掴んでいます。

 

『ああ、これでとしみちゃんのところに行けるのかなー』

 

 

続きます。

 

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