こんばんは。

レッド宣言のあった東京は、街に人があふれていましたね。

私は臆病なので、この土日はずっと家に居ましたが、マンションから下を見ても、うちは街中でもないのに人の数が倍以上に増えています。

 

彼と、これからの日本や世界がどのように変わっていくのかとか、毎日議論しています。

最初に考えたのは、サービス業の中の旅行業界。

現在、大きなダメージを被られています。

「Go To キャンペーン」なども論じられていますが、目的はどう見ても政治家とその関連の方々が儲けるためのキャンペーンのように思えて仕方ありません。

事務委託費など、このキャンぺーン以外の事業でも、多くの税金が「事務委託費」の名目で色んな所に流れています。

D社など、丸投げで何億円も儲けられていらっしゃるんですよね。(東京新聞より)

 

私は政治的な事には疎いのであまり批判はしませんが、本当の対策を考えずに自分達の目先の利益ばかりを考えているようにしか思えません。

既に多くの方々が言われているのでしょうが、コロナと共存する今後の世界を考えると、抜本的な社会制度自体の改革が必要なのでしょう。

 

例えば、土日や連休に一斉にお休みする習慣を改めることが出来たら、どうなるでしょう。

ウイークデーにお仕事をしないとやっていけない業界や会社は仕方ありませんが、例えば、一つの会社の中でも人によって休日を変更するだけで、お休みにお出かけする人は分かれていくでしょう。今でもコロナ対策で出社率を減らして一部社員を在宅勤務にシフトしている会社などは可能のような感じがします。

 

もしそのような事が出来れば、遊園地や観光地、宿泊地などへの観光客の平準化が行われ、人々のソーシャルディスタンスを保っても=一日当たりの来客が少なくなっても、曜日、月間、年間の来客数を平準化できれば、やっていける業種は増えるように思うのですが。

 

従来から、人々が一斉に同じことをするから、受け皿業界はピークに合わせて固定費をFIXし、高い固定費を維持するために、稼働日にくる顧客への負担が大きくなる。これが平準化できれば、コロナと共存しながらでも、もっとお安く旅行や観光などが出来るようになるような気がするのですが。

 

とりとめのない事を書いてごめんなさい。

でも、社会の決して上の方ではない、私たち一般庶民の一人一人が、今後の社会を考えて、色んな方向から見た知恵を出し合うことが必要なのでしょう。

一部の偉い政治家や上級公務員の方々からだけの見方では、正しい方向性は見いだせないような気がします。

 

お気に入りの「檸檬堂」を何本か飲んで、ちょっと酔ってしまったナツです。

不快に思われた方には、ごめんなさいね。

 

さて、続きです。

 

『大樹くん、どこに行ったのかしら?』

 

公園の子犬ちゃん達もすっと消えてしまったのもあって、ちょっと嫌な予感がしました。

 

 

その夜、結局大樹くんは帰って来ませんでした。

 

私は、お風呂を済ませてベッドに入ります。

 

『あーあ、大樹くん、どこ行っちゃったのかしら?』

 

そんな事を考えていると、なかなか眠れないとか(実は)なくて、あっという間に眠りに入ってしまいました。

 

「ナツ姉、こっちこっち。」

 

大樹くんが私を呼びます。

 

「どうしたの?大樹くん、今日も元気良いわね♡」

 

「見つけたんだよ!犬コロ達の家。」

 

「えーホント?どこどこ?」

 

「こっちだよ。」

 

大樹くんは私の左手を引っ張って、道を歩きます。

 

『え?道ですって?』

 

はっとして足元を見ると、前の日に見た赤と黒の世界です。

 

周囲は前の日と同じ光景が広がります。

 

『いつの間に来たのかしら?まぁ、いいわ。』

 

あまり気にしないナツです。

 

大樹くんは前の日と同じように道をずんずんと進み、街に入ります。

 

そして、大樹くんちのうどん屋さんの前を通り過ぎます。

 

「ちょ、ちょっと、どこまで行くの?」

 

「いいから、こっちこっち。」

 

うどん屋さんのお隣は普通の家だったのですが、お隣の家と大樹くんちとの間に幅2mほどの道がありました。土を踏み固めたような普通の道です。

 

「こっちだよ」

 

大樹くんは私の手を引っ張りながら右に曲がって、その小道に入りました。

 

そして小道を数十メートルくらい進むと、その突き当りには一軒の家が見えてきました。

 

家の前には小さめの門があって、門のところから覗くと、その奥には少し広いめのお庭があって、その奥に瓦屋根の家が見えました。

 

そして、瓦屋根の家の横には小さな小屋がありました。

 

小屋の周囲には、何と、あの子犬たちがじゃれ合っているではありませんか。

 

「うわっ!いたいた!!ここが子犬ちゃん達のお家なのね。やっぱり、大樹くんちのすぐ近くだったのね。」

 

「うん、そうや。相当探したんやで。」

 

相当探したとは言え、自分ちの裏だったんですけどね。

 

「子犬ちゃん達に声を掛けましょうよ。」

 

私は門の中に入ろうとします。

 

すると、大樹くんが私を止めます。

 

「ナツ姉、ちょっと待っててくれる?」

 

「え?どうしたの?」

 

「ぼくにまかせて!ナツ姉はここで待っててよ!」

 

大樹くんは、ひとりで、門から中に入って行きました。

 

どうやら家には人はいないみたいです。

 

「おーい、犬コロ達、これなーんだ?」

 

大樹くんは手に何か持っています。

 

その声で子犬ちゃんたちは大樹くんの方を振り向くと、キャンキャン言いながら一斉に大樹くんの方へ走り出します。

 

「なになにー!」

 

子犬ちゃん達は大樹くんの足元に集まってきました。

 

「これだよ!」

 

大樹くんは子犬ちゃん達に手に持った何かを見せました。

 

もしかして・・・

 

 

 

続きます。

 

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