猛暑ならウォーターラインに乗ればいいじゃない

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ウォーターラインで川に通っていたら美女の生着替えに二度も遭遇したスラックラインブロガーです。
山間部の川には更衣室ありませんからね。
加えてこの猛暑と自然の解放感!

暑いなら川に行こう!
あなたがスラックライナーなら!

一年ぶりの44mウォーターロング

毎年張っている44mライン。

今年の豪雨で川底の砂が流れて、水深が深くなってた。
まだ豪雨の影響が残り水量が多いのも関係している。
深いところで首くらい。

張るのためには数回両アンカーを行き来したけど、軽く泳ぐ感じなのでいつもよりも大変。ライン渡す時も水流でラインが流されてしまう。
とわいえ、両アンカーとも木なので設置何度は低め。

失敗したのはラインの種類。
slack.frのムーンウォーク使ったんだけど、濡れたらツルツル。滑る

15m程度の高め緩めウォーター


15mメートルだが水面まで2.5m。水深は胸。
ウォーターとはいえ、高くてビビる。

でも一度立ち上がって落ちれば楽しく。落ちた瞬間にもう一度乗りたくなる。

核心は最初に踏み出すその一歩。

歩けるとは言ってない・・・。
だって足が震えんだもん。

それから仕事の昼休みに抜け出して乗ってるので、とても慌ただしい。
ゆっくり乗りたいんだけどなかなかね。
今回は家を出てから帰るまで、2.5時間。

水底に大きい石があり、足から飛び降りてダイレクトに岩に落ちると踵が痛かった。
平地のように足から落ちた場合は、水面についた瞬間に足を体の方に引き寄せて腰から落ちるようにすればダメージを受けない。


ボルト抜けてもスリングがすっぽ抜けないように、ひねってマスターポイントに通します。
Xスリングというやり方です。

ラインはギボンのプロライン


プリントがボロボロ剥がれる。
1インチでは珍しいゴムプリント。

多少は滑りにくい?
チューブラーポリエステル。
分厚くて重いので一部ラインロッカーではたるみが引けないというライン。

How to walk slacklineのおさらい

ウォーターロングと水遊び。水の流れを気にしないというのは、水面を見ないという事ではなかったのだ。世界を小さくして邪魔なものは消してしまえ。
FBで告知してウォーターライン張りました。 ウォーターと言ってもアンカー間が44mくらいあり、長いんです。 この長さではあんまり人来ないだろうと思い、水遊びも楽しいよとアピールした...

去年の記事にも書いたのですが、おさらい。
How to walk slacklineの翻訳。

ウォーターライニングについて
長いウォーターラインの歩行はもっとも難しい部類になり、その困難さはトレーニングとして考えるならこれ以上ない完璧なほどです。

地上の歩行技術しかないスラックライナーにとっては不可能、もしくは非常に困難なレベルの難しさがあります。
私たちは通常は気にはしませんが、いつもは周囲から視覚的な手掛かりをヒントに数千もの調整をしつつバランスを保っています。
これらの視覚的な手がかかりのほとんどは周辺視野のほとんどを埋める平らな地面から得ており、それはら決して動かない。

水面があらゆる方向に伸び縮みしざわめくと、人間の脳みそは体の方向を決めるのに苦労します。
基準とする地点がつねに一定の動きの状態にあり、バランスを取ることがほぼ不可能となるのです。

ウォーターラインを渡り切るただ一つの方法は、唯一残る数少ない基準点に焦点を定めることです。
スラックラインそのもののであるラインとアンカー地点、可能なら大地や地平線など、混沌の中にも頼れる基準点があります。

確実な手掛かりはまだ有ります。私たちの体が重量に引っ張られてラインが上下する感覚です。
私はウォーターラインを歩くときもハイラインを歩くときも、自分自信の内面に焦点を当ててることを意識的に認識しています。私は自分自身の中心をお腹の裏側あたりと考えています。

腹筋や太ももなど柔らかく自由にして、空間の中で自分の体がどこにあるか教えてくれる腕を振ってバランスをとってください。

ウォーターラインの下の水面を完全に無視することは不可能です。
それをやるには目をつぶる必要があります。

しかし、あなたの注意を他の場所に集中させることは可能です。
ハイラインでは自分の世界をぎゅーっと縮小させるんです。
目は決してアンカーから離さず自分の体と呼吸のリズムを感じ取りつつ、ラインの動きを繊細に感じ取ります。

バランスをとるための確かな感覚に集中し、私の景色に閉じ込められたアンカーに到達するまで、そのほかの邪魔な事象はただ消えるのみ。

混雑した部屋での親密な会話と同じです。
周りの人が何か話していても、会話するのは目の前の一人だけ。他の人の話の内容は耳に入ってきません。

ウォーターラインは余計なもの遮断しバランスをとるという、選択的な集中を行う技術を身につけさせてくれます。
長いウォーターラインは短いそれよりより良いトレーニングになります。
トレーニングに最適な長さは精一杯挑戦しても歩けない長さです。

トレーニングとなるのは渡った回数じゃありません。より歩けるようになるためにどんだけの時間乗ったかです。

まとめ

生着替えに至近距離遭遇した時は( ゚Д゚)

まさかウォーターのロケハンでウロチョロしている輩がいるとは思いもよんらんかったんでしょう。