うーん、只今、料理教室のお仕事のため東京にいますが気になって気になって~!
山の「キノコ」たちが~! 教室で皆さんに呆れるほど、山やキノコの話をしちゃう母です(笑)
興味ないとつまんないよねぇ~・・・、って思いながら我慢していつもりだけど話してしまう。。。
さて、今、気になっているのは、最後の広葉樹林のキノコと、何といっても松林のキノコたち!!
11月上旬から、晩秋の松林に出始めたキノコたち~をご紹介♪
まず、晩秋に生える松林のキノコ、キシメジ科の海辺なら「シモコシ」、山なら「キシメジ」さん!
これが出始めると、「あ~冬が近いなぁ~」って思います。霜が降りる寒い時期に生え始める。
地元では「シモタケ」と言って、昔からずっと食べています♪食感よく美味しく愛されるキノコさん。
※厳密には数年前に海外での事例により毒キノコ指定になりましたが、日本では昔から食べられ
愛されキノコ。専門家も、「類」で言えばそう言わざるおえないけど、必ずしも海外のそれと
日本のそれが等しいとは言えない・・・、という見解。私もちっちゃい時から大好きでだってば♪
後はググってね!知っていて食べるのと、知らないで食べるのとは大違いかと、どのキノコも。
そして~!晩秋の松林のキノコの最上級!最大級!?の大好きなキノコはこれ!
「シモフリシメジ」さん♪
めっちゃ美味しい! 和も洋もどんなジャンルにでも合う味わい&食感よしのキノコ!
しかもこの時期、落ち葉で埋もれて目に見えないキノコだけど、「1個見つければいっぱい」!
1個さえ目に入れば、よく見れば周りに弾むほどあって、これが楽しい♪♪最初の1個が大変だが。
1個見つけ周りの落ち葉を取り払うと↓こんな風にキノコがあるのー! 画像には2個いるよ♪
私は長野の山の師匠、くまひゃんさんに聞き興味を持ち、地元では実際見たことがなかったきのこ。
でも、数年前に地元でやっと巡り合えてから、その味と貴重さに、とりこになりました~!
山陰ではあまり知られていないけど、ヤバいくらい美味しくて貴重なキノコだと思う!!
採ってきたら、相変わらず下処理が大変なキノコさんたちだけどね(笑)美味しさに変えられない!
さて、そのシモフリシメジが唯一生える山は、私は一か所しか知らないのだけど、
その山はキノコの宝庫で、
初秋、アミタケ、ハツタケ、ホウキタケ、サクラシメジ、ウラベニホテイシメジ、クリフウセンタケ、チチタケ。
晩秋になってくると、キシメジ&シモフリシメジ&フユヤマタケ・・・、とパラダイスな山!(笑)
山の尾根を境にして、一方は松林!一方は雑木林!ってことで、めっちゃ楽しめる山です!
ただし、滑落に気をつけねばいけないほどの傾斜ですが( ;∀;)
先日も滑り落ちて弁慶が木に直撃!今でも痛みと、見た目の青あざと血の塊が痛々しいです(涙)
そんな山なのに、毎年出会うおじいちゃんの元気さに、圧倒される私ですが(笑)
で、その山で毎年11月頭頃生えるので、今季も狙っていたのが「クロカワ」!
キノコって、だいたい毎年同じとこに生えるんですよねぇ~♪
なので、めっちゃ傾斜だけど横歩きしていて、「確かこの辺だったよなぁ?」って踏ん張っていたら!
松葉が降り積もった地面に見えるかもだけど!!(↓すいません一度探ったのでちょっと黒い)
ほんのちょっとの盛り上がりを察し、松葉を退けてみると~!
やはり出てた~!「クロカワ」~!貴重なキノコです。今年は若くて白かったなぁ。
毎年、ちょっと時期を過ぎた頃に採っていたので黒かったけど、もしかしたら「シロカワ」かも。
全く松葉に隠れて見えない状態でいるから、光合成していないから白い?よくわかんないけど。
時間が経つと黒くはなりますが・・・。こんだけ採ったよ~♡
毎年、炭火焼きにして食べているので、もうそれを妄想したら何だか楽しくて♪
我が家は貧乏性なので、息子も「貴重」という言葉に敏感で、クロカワは大好き(笑)
この「クロカワ」、じいじに連れられて幼き頃タケ採りに行っていた時、じいじが「クロッコ、クロッコ」
と言って喜んでいた思い出が、何だか忘れられません。その頃は、松茸山で採ってたかな。
一番最初に、海も山も教えてくれたじいじ(父)は、心臓病で山に行ける元気さはないけどね。
今では、山賊並みの私(娘)の行動を、微笑ましく見てくれているような!?(笑)
広葉樹林も、松林も、それぞれの良さがあって、ちょっとづつの「時」それぞれの山の表情もあって、
本当にキノコさんとのご対面はやめられません~(#^^#)
鳥取大山の旬野菜で料理教室