前回の記事より続いています。

 

さて、高校留学中、アメリカで

一番仲良くしていたイタリアからの

留学生・Sちゃん

 

20年以上も経った今になって

ついに見つけることができたワタシ。

 

今頃連絡しても遅すぎるんじゃないか

とか、色々考えはしたものの

 

とにかくメッセージを送り

その後は

 

アンタ、どんだけ頻繁に

メールチェックすんねん!?

 

ってくらい、しつこくしつこく

メールをチェックしておりました。

 

メッセージを送った直後

「うぉー、送ってもーたよ~!!」

と、再びすごく動揺して

 

ワタシ、実はイタさんに

電話をかけそうになりました。

 

いや、何してんねや、ワタシ!!

イタさん、仕事中やろ!!

 

と、気づいて、思いとどまりましたが(;´▽`A``

 

で、イタさんが帰宅するなり

 

イタさん、ちょっと聞いて。

今日、私、このアメリカのサイトで

Sちゃんを見つけた!!!!

 

と報告。

 

Sちゃんの名前は、そこまで

よく聞く名前ではないものの

 

かと言って、珍しい名前でもないので

 

え、Sちゃんって…

どのSちゃん?

(他にも同名の知り合いがいます)

 

と、最初は話が読めなかった

イタさんも、私が探し続けていた

「あのSちゃん」だと分かった途端

 

メッセージを送るべきだよ!!

 

と言ってくれました。それで、

 

いや、送ったんよ!!

送ったけど…

まだ返信がないッ!!!!

 

(って、この時点で、メッセージ送信から

まだ3~4時間でしたけどね…)

 

と言うと

 

よくやった!! でも、今日は金曜だし

返信は週末明けかもしれないと思って

落ち着いて待つのがいいと思う。

週末は、何かしら予定が入ってる

可能性だってあるだろう

 

との冷静なアドバイス。

 

でも、私はしょっちゅうメールを

チェックせずにはいられず

 

土曜の夜の時点で

 

Sちゃん、きっと怒ってるんやわ…( ; _ ; )

だから返信が来ないんやと思うショボーン

 

とか言い出す始末。

 

 

そんなわけで

 

月曜の朝、彼女からの返信が

来たのを見た時は、

本当に嬉しかったです。

 

 

Sちゃんが後で言うには

金曜の晩にメッセージを読んだものの

 

直ちに返信しなかったのは

突然の私からの連絡にあまりにも驚いて

 

彼女のほうも、動揺のあまり

 

落ち着けー、落ち着けー

返事は気持ちを

落ち着けてからよ!!

今晩中に返信とか、

どう考えても無理だわ!!

 

と思ったからだったそうです。

 

 

結果的に、約20年の空白を

作ってしまった私たちですが

 

長ーいメールのやり取りをして
最近の写真なんかも送りあって
 
少しずつ、この20年に
何があったかを話しました。
 
私なんか、(こちらで普及しているのは
よーく分かっていたものの)
今まで敢えて手を出してこなかった
WhatsAppというLINEに似たアプリにも
アカウントを作ったくらいですよ!!
 
なんでかって、Sちゃんが
Skypeは使っていなくて
WhatsAppなら使ってる
と言ったからです!!
 
 
Sちゃん、私がイタリア人と結婚
していて、イタリア在住だなんて
 
想像もしなかったでしょうから
とてもとても驚いていました。
 
そして、私の住んでいるのが
イタリアの中でも自分が昔住んでいた
街だということについても、その偶然が
信じられないと言っていました。
 
後、イタさんの名前についても!!
 
 
でね、実は先週
会いに来てくれてね!!
 
実に22年ぶりの再会を果たしました。
 
そんなには遠くない場所に
住んでいるのですが (300km弱くらい)
 
なんせイタリアなもので、
公共交通機関を使うと
結構時間がかかります。
 
最初の電車が30分遅れになった時点で
「なんでよ、もぅ~」と焦りましたが
 
Sちゃんって、こういうところ、
イタさんとそっくりなので
 
時間的余裕をしっかり持たせた
乗り換えプランを選んでいて
 
次の電車にちゃんと間に合いました☆
 
 
お互いに、倍以上の年齢になって

 

お互いに色々なことがありました

 

 
あんまり変わっていなくて、
また会えたのが夢のようでした。
 
 
会ってすぐ、街を散歩しながら
(サンシーロは、Sちゃんに「チャオ」と笑顔で挨拶して
しばらくすると、空気を読んだかのように
ベビーカーでぐっすり寝てくれて…
サンシーロ、ほんとにありがとう!!)
 
Sちゃんは言っていました。
 
あさちーなから手紙が来なくなった時
どうしてだろうって寂しく思った。
そういうこともある、仕方ないと
その時は思ったんだけど、後になって
私、何度あなたを探したか分からないよ。
でも、どうやっても見つからなかった
 
と。
 
ミシガン州のあの村から
私のほうが数日先に日本へ発ったのですが
 
あの時、次に会えるのが22年後
だなんて、思いもしませんでした。
 
彼女は、私が高校留学中に作った
数少ない友だちの中でも
 
一番の仲良しでした。
 
全く異なる文化から来た者同士で
 
2人の唯一の共通言語だった英語も
最初のうちは特に、まだまだ不自由で
コミュニケーション自体、そこまで
簡単ではなかったはずなのに、
 
出会った瞬間に何かしら響くものが
あって、すぐに仲良くなりました。
 
彼女が私の誕生日に、イタリアから
日本に送ってくれたTシャツ、
 
私、本っ当~に長いこと着ていました。
たぶん、10年以上着たと思いますね。
 
私は、彼女が大好きだったし
彼女も、私をずっと忘れずにいて
繰り返し探してくれるほど
私を好きでいてくれたんだと思います。
 
それだけ大事な友だちだったからこそ
連絡が途絶えてしまうことになるなんて
想像もできなかったし
 
ずっとつながってるに決まっている
と、思っていたんです。
 
私自身と似ていて、
完璧主義っぽいところがある彼女
 
お誕生日に連絡しそびれたこと、
そして、それ以来手紙を書かなくなった
ことを怒っているんじゃないか…と思い、
 
月日が流れれば流れるほど
「ゴメン!!」と謝る勇気が出なくなって
しまった私でしたが
 
正直、
 
なんでそんなしょうもないことで
こじらせてしまったんや!?
アホやろ、当時の私?!
おかげで20年もの空白を
作ってしまったやんか!!
 
と思います。
(今回、このへんのことについては謝りました)
 
一方で、私がすごく辛かった
2014年、2015年頃、
 
彼女もまた苦しい時期だったようで
 
それ以前や、ちょうどその辛い時期の
頃に再会していたら、それはそれで
うまくいかなかったかもしれない
 
今、この時期に会えたから
一番良かったのかも
 
と思ったりもしました。

 
Sちゃんは
 
あさちーながイタリア語を
喋れるなんて、すごく変な感じ!!
勉強したとメールに書いてあったけど
それだけ喋れるとは予想してなかった
 
と言ってくれましたが、
 
彼女の英語のほうが、私の
イタリア語よりずっとレベルが高いですし
 
私にとっても、イタリア語より
英語のほうが楽ですから
 
結局、会話の98%は英語でした(^▽^;)
 
 
正直なところ、
イタリア在住になってから
イタリア人女性の友だちを
作るのは難しいなぁと感じること、
結構よくありました。
 
私が自然と仲良くなる
女性陣はドイツ人が多く
 
イタリア人とは、だいぶ仲良くなったと
思っても、なぜか長続きしないのね。
 
現在進行形で仲良くしている
イタリア人女性の友だちは
1人、いや、2人かな…。
 
な~んかうまくいかないなぁ、と思う時
私、いつもSちゃんのことを考えました。
 
Sちゃんとは、あんなに気が合ったのに…
Sちゃんって、すごく珍しい感じの
イタリア人だったのかも。。。
彼女と似たタイプのイタリア人
女性に会ったこともないしなぁ…
 
と。
 
 
で、今回会った時にSちゃんが言うには
 
 
私は、非常~に
ドイツ人的なイタリア人よ。
皆、私は正確過ぎるって言うし
対応が冷たいとも言われるよ
 
 
とのことで!!
 
 
私は、Sちゃんが冷たいとは
全然思いませんし
 
私が仲良くしてきたドイツ人の
友人たちが冷たいとも思わないのですが
 
あ、そういうことか…☆
と、ちょっと納得したのでした。
 
 
ちなみに、イタさんも
よく言われてます。
 
やたらと正確なところ、
ルールを厳守するところ、
あまり融通が利かないところなどが
 
君はドイツ人みたいだよな、と( ´艸`)
 
イタさんは、出会った当初 (2007年)
私がSちゃんのことを話して以来、
 
私がずっと彼女を探していたのを
知っていますし、彼女の名前は
何回も聞いたことがあったわけで、
 
とても喜んでくれました。
 
彼の名前を私が最初から完璧に
発音できたのも、Sちゃんのおかげ
だったわけですしね!!
 
サンシーロもすごく懐いて、
毎日のように、Sちゃんが電車に
乗ったとか、Sちゃんが (おもちゃの)
車をくれたとか言っております。
 
 
Sちゃんは、春、私より一足先に
誕生日を迎えますが
 
20年以上祝うことができなかった
彼女のお誕生日を今年は祝えること、
 
とても嬉しく思いますキラキラ
 

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ちなみに、彼女が登録していた
アメリカのサイトなんですけど
 
お金を支払って「メンバー」に
ならないとメッセージを読めないし
相手に読んでももらえないんだわ。
 
私、動揺のあまり、このシステムを
最初よく理解していなくて
 
メンバーにならずに
メッセージを送ったのね。
 
しかし、送信直後に
私、もしくは、Sちゃんのどちらかが
メンバーになっていないと、
 
メッセージを相手に読んでもらう
こともできなければ、返信が来た
際に自分がそれを読むことも
できないと分かり
 
大慌てで、クレジットカードを持ってきて
3か月だけの短期メンバーになり
 
メッセージを再送信しました。
 
一方、「あさちーなからメッセージが
届いている」という通知メールを
受け取ったSちゃんも、
 
このシステムを思い出し
 
私、今はもうメンバーじゃないから
これじゃメッセージが読めない!!
クレジットカードはどこ!!!
 
と、めちゃくちゃ焦って
メンバーになったそうです。
 
2人ともメンバーになる必要はなく
我々のうちの1人が
メンバーになっていれば、
充分だったらしいんですけどね…。
 
まぁいいよね、このサイトのおかげで
再びつながれたわけですから!!
 
でも、
 
2人ともちょっと焦り過ぎやろ
 
って感じで、笑ってしまいました。
 

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