今日の話では、イタさんの本名を
「イタ太郎」としたいと思います。
先日のこと。
サンシーロ (2歳8ヵ月) が
食後のデザートとして
大好きな葡萄をもぐもぐ
食べている時でした。
イタさんをじっと見て、まず
イタ太郎さん…
と、「さん付け」で呼びかけたサンシーロ。
普段は「パパ」と
呼んでいるのに、ですよ?!
そして、続けてイタリア語で曰く
Come si dice uva in Giapponese?
(コメ スィ ディーチェ ウーヴァ
イン ジャッポネーゼ?
「Uva (= 葡萄)」は
日本語で何て言う?)
こう言われたイタさんは
シーーーンと沈黙。
サンシーロがもぐもぐもぐと
葡萄を食べる音だけが聞こえ
長引く沈黙に焦り始めたワタシが
英語で
イタさん…? 今サンシーロが
言ったこと、聞こえた??
と声をかけたところ
うん。今、考えてる。。。
との返事。
「葡萄」くらい知ってるやろ、
イタさん!! しっかり!!
思い出せーー!!
と、内心焦りまくるワタシが
小さい声で
ブ…????
と、ヒントを出したところ
ああ!!
ブドーーー!!!!!
と無事に思い出しまして、
僕も「ブドー」くらいは
覚えてたわ!!
と、言いながら
思い出せてすっきりしたー
って顔のイタさん
そして、正解を聞けて
嬉しそうなサンシーロ
2人の顔を見て
ホッとした私でした。。。
サンシーロは
私が日本語担当で
イタさんがイタリア語担当である
ことをしっかり認識していますし
両親の共通語である英語が、
我々2人ともにとって
母国語ではないことも
彼なりに認識していると思います。
サンシーロにとっては
ひとつの物の呼び方には
少なくとも、日本語、イタリア語、
英語の3バージョンがある
のが普通なので
よく「これは日本語で何て言う?」
という言語を指定した尋ね方を
してきて、この質問の英語バージョン、
イタリア語バージョンも当然あります。
たぶん、サンシーロにとっては
ゲームみたいなものなのでしょう。
父親であるイタさんに
挑戦状をつきつける意図など
微塵もなかったのだと思いますが
なんか…普段の会話と
異なる雰囲気に、妙な
汗かいたわ、私が!!
呼びかけが、なぜか
「イタ太郎さん」
やったしさ…?!?!
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私は普段、イタさんのことを
イタ太郎
もしくは、名前の最後のほうを
端折ったバージョンの
イタ
と呼んでいます。
つまり、ブログでは「イタさん」と
書いておりますが
日常生活で、私は彼を
「さん付け」では呼んでいません。
私が、彼を「さん付け」で呼ぶのは
イタさんが何かしらミスをしたりして
ちょっ、もーー、
なんでよ~…
ってことが起きた時のみ。
なぜか、自然と
ちょっと、イタ太郎さーん…
気を付けてよ~
という感じで言ってしまうんですが、
サンシーロはこれを真似たようですね。。。
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