再び、夫にイラつく瞬間シリーズです。

 

まだあるんか、って…?!

ええ、まだあります!!

 

前回に引き続き、

イタさんが1週間に1回の

買い出しに行ってくれた時の話。

 

イタリアの新型コロナウイルス感染状況は、

現在はずいぶん落ち着きましたが

 

我々も、イタさんの家族や

我々の友人など周囲の皆さんも、まだ

 

基本的に、買い物は週に1回。

スーパーへ行くのは、家族から1人のみです。

 
 

イタリアでは、お菓子作りに使われる

ベーキングパウダーと

 

パン作りに使われるイーストが

 

共にlievito(りエヴィト)という

言葉で呼ばれています。

 

私の持っている辞書によれば、

ベーキングパウダーは

 

lievito chimico (りエヴィト キミコ: 化学的なイースト)

 

もしくは

 

lievito in polvere (りエヴィト イン ポるヴェレ: 粉末状のイースト)

 

で、だいたいは、お菓子用の

「りエヴィト」だというのが

よく分かるよう、パッケージに

ケーキのイラストが描いてあったり

 
per dolci (ペル ドるチ: お菓子用)

 

などと書いてあったりする(↓赤枠内)のですが

 

 

イタリアに引っ越して間もない頃は

 

お菓子用のイースト…??

いや、イーストは要らない。

私が欲しいのは

ベーキングパウダーなんだよ…

 

と、思ったものです。

 

でも、店の人に尋ねてもコレだと

言われるし、諦めて買って

開けてみると、ベーキング

パウダーによく似た白い粉。

 

私の感覚的には、

ちょっと膨らみ方が弱い

気がする商品もあるものの

 

ほぼ同じ感じで使えると思っています。

 

 

ただ、うちの近所のスーパーで

買えるものは、バニラ風味に

なっているものばかりで、

正直、私は

 

ベーキングパウダーに

バニラ風味は要らん、

プレーンがいい…

 

と思い、アルミフリーの

ベーキングパウダーを

日本から持って来たり、母に

送ってもらったりしたこともしばしば。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが

買い出しの際

 

このベーキングパウダーも

イタさんに買ってきて

もらいたかったワタシ。

 

またしても、イタさんに

頼むのは初めてだった品です。

 

ロックダウン中、結構頻繁に

お菓子を作ったりしていたので

 

かなり余分にあった

ベーキングパウダーも

さすがに尽きてきて…。

 

イタさんにとって分かりづらそうな

商品なのは分かっていましたが、

頼むしかないと思い

 

ベーキングパウダーが欲しい

 

と、言いましたところ

 

露骨に嫌そうーな顔。

しかし、そのくらいで

引き下がるわけにはいきません。

 

だって、その前の買い出しの際に

うちにあったパッケージを見せて

「コレ」と頼んだにもかかわらず

 

ベーキングパウダー…。

ウーン、、、どこに

あるか分からない。

次の買い出しの時にしてくれ!!

 

と却下されてたんですから!!

 

 

 
 
 
で、結果がこちらです。
 
 
 
 
 
 
 
ベーキングパウダーを
頼んでんのに
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓パン用の生イースト
500g 買ってきよった!!!
 
 
 
開けると、こんなのです↓
 
 
 
 
うちには、日本から持ってきた
 
白神こだま酵母の
ドライイーストがあるから
 
新たなイーストは要らんねんって!!
 
 
 
 
 
ええっ?! 前に、ベーキングパウダーの
話をした時、この↓パッケージ見せて
 
 
「コレ買ってきて」って言ったやん?!
分かりやすい色のパッケージやし
このメーカーなら僕も知ってるって
イタさん、言ってたやんか!!
 
小麦粉とか砂糖とか売ってる
近くにあるって場所まで伝えたのに?!
 
 
と、ブーブー文句を言うと
 
 
そのパッケージ見せてくれたのって
前の買い出しの時だろ。
そんなの、忘れてて
当たり前だよ!!
 
僕は、スーパーで人に
近づくのは嫌だったけど、
店の人にどこにあるか尋ねたんだ。
 
そうしたら、冷蔵エリアまで
連れていかれて
 
コレだって指さされた
商品を買ってきたんだ!!
お菓子用ですか?って、
再度確認もした!!
 
これ以上のことを
僕に要求するのは
やめてくれ!!
 
 
 
と、ブチ切れられました。。。
 
 
 
 
忘れていて当たり前
と、えらそうに言われた時点で
 
ワタシのほうも、
イラーーーーッむかっときましてね。
 
 
 
 
 
店の人が指さした商品が
コレって言うけどさーー
 
パッケージに
 
per panificazione
(ペル パニフィカツィオーネ:
パン製造用)
 
って書いてあるやろーがッ!!
 
 
 
さらに、ドイツ語でも同様に
 
Für Bäckerei
(フュア ベッケライ)
 
って書いてあるわッッ!!
 
(私とイタさんは、ドイツ在住時に
今でもこのくらいのドイツ語なら、さすがに分かります)
 
 
 
と言ってしまったものですから
軽く喧嘩に発展。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私は普段、イタさんから
 
あさちーなは、商品の
パッケージが破損していないか
などのチェックがテキトー過ぎる。
 
海外暮らしが長くなっても
君はやはり日本育ちだから
 
そういうことをチェックする癖が
ついてないんだと思うが
 
ここはイタリアだ
ということを忘れるな!!
 
この袋、穴が開いてたよ!!
次からは、カートに入れる前に
穴が開いていないかどうか
注意深く確認してくれ!
 
などと言われることがあり、
 
実際問題、
 
袋に小さい穴が開いていて
中の物がこぼれていた、
もしくは、中のものが湿気っていた、
 
卵が割れていた、
 
ってことが過去に何回もありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
けどね、今回ばっかりは

私が言わせてもらうわ…!!

 
 
 
 
パッケージに書いて
あることをアンタは
読んだらどうやねん?!
 
アンタの母国語
書いてあるぜ!?
 
パン用って!!
 
ワタシ、イタさんと出会ってからの
この12年半、特にイタリアへ来てからは
 
店の人が何と言おうと
自分の目で見て確かめろ!!
 
って、何度説教されたか分からんけど?!
 
 
と。
 

 

 

 

 

最終的に、

 

ベーキングパウダーは

君が自分で買ってくれッむかっむかっ

 

と、言われ

 

どうしても入手したいものがあった

オーガニックのスーパーに寄った際

 
ついでに買ってきましたわ…↓
 
オーガニックのスーパーは基本的に高いので
ワタシは普段、ベーキングパウダーなんて
このスーパーでは買わないわけですが。。。
 
ちなみに、この商品のように
Polvere lievitanteという書き方なら
「ふくらし粉」とすんなり訳せる気がする…。


 

 

さて、生イーストですが

イタリアでは多くの人が使って

いるのを知ってはいたものの

 

これまでは使ってこなかったワタシ。

使い慣れたドライイースト

ばかりを選んできました。

 

 

が、ちょうど

ブロ友さんのおやびんさんが、

生イーストは小分けにして冷凍保存

できると書いておられたのを

読んだばかりだったのもあって

 

とにかく、小分けにして冷凍庫へ。

 


 

生イーストを使うとどんな感じに

なるんだろうと興味津々で

 

グルテンフリーのミックス粉で

パンを焼いてみたところ…

 

 

正直、グルテンフリーの

パンとしては、これまでで

1番美味しいのが焼けました↓

 

 

グルテンフリーで美味しいパンを

作るって、本当に難しいので

 

イタさんと2人、

 

めっちゃ美味しいやん!!

こんなに美味しいグルテン

フリーのパン、初めてちゃう?!

 

と感動。

 

おかげで、イタさんにも心から

 

この生イースト、間違って

買ってきてもらったものやけど

そのおかげで、今回

美味しいパンが焼けたんかも

しれんよね。ありがとう

 

と言うことができ、それを聞いた

イタさんも、とても嬉しそうな顔を

していたのでした☆

 

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けどな、生イースト500gって…

どう考えても多いわ…。

 

冷凍できるのは良かったけど

冷凍庫内で、結構場所取るんやけどなぁ…滝汗

 
あ、そうそう…前回の夫にイラつく
シリーズで出てきたクッキングシートは
1週間後に買ってきてくれましたよ。
 

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どうもありがとうございました☆