こんな言葉、
どこで知ったんやろ…??
と、思うような難しい言葉や
表現を、時々ポンと挟んで
くることがあります。
少し前のこと。
瓶詰のオリーブの実が
大好きなイタさんとサンシーロが
取り合いをするかのごとく
オリーブをもりもり食べていました。
最後に2つ残っていたオリーブは
どうも私のために残しておいて
くれたようだったので
サンシーロ、私の分も食べていいよ
って英語で言ったのね。
(↑日本語だとイタさんが分からないので)
そうしましたら、サンシーロ、
ちょっと考えて…
Because I am fond of olives?
(僕がオリーブを好きだから?)
と、英語で返してきましてね…
私とイタさん、
「be fond of ~」なんて
表現を知ってるんや?!
と、とても驚きました。
私もイタさんも、普段あんまり
使ってないように思うけどな~
この間、イギリス人のIさんと
Zoomで話したからかな??
Iさんなら、言いそうやけど…
いや~でも、言うような場面あったか…??
などと、あれこれ考えていたんですが、
出どころは、やはり本でした↓
↑『おやすみなさいフランシス』や
『ジャムつきパンとフランシス』などで
有名なフランシスシリーズの1冊で
A Bargain for Frances
という本。
残念ながら和訳はされて
ないみたいなんですが…
この本の中に出てくる
フランシスの作った歌の歌詞で
♪Alligators, bears and me
Are very fond of drinking tea.♪
(♪アメリカワニとクマと私は
お茶を飲むのが大好き♪)
ってとこがあるんだわ。
私が、アメリカ・ミズーリ州
在住時に購入し、
イタリアまで持ってきた
絵本の一冊です。
私は、子供の頃、『ジャムつきパンと
フランシス』が、すごく好きやったなぁ…。
私は、新しい言葉や表現を知って
あーそういう意味なんや~
などと思っても、なかなか
それを自分の発言の中で使う
ってことができません。
次に聞いた時に、
あー、この表現、前に聞いたな…
と思えたら良い方で、
もうすっかり忘れていて
また調べることもあれば
調べるのが億劫で、無視して
流してしまうことも多々あります。
大人の私が、
赤ちゃんや幼い子供のように
新しい言葉を吸収できる
わけがないのは重々承知ですが
ホント、すぐ忘れるし
進歩してない気がします
一方のサンシーロは、
新しい言葉や表現を聞いて、
その意味を、誰に尋ねることもなく
繰り返し聞くうちに、自分なりに
理解してしまうことがほとんど。
(私やイタさんに聞いて理解することもありますが)
そして、それを自分の
発言の中に組み込める
ようになるまでの時間がさ~
ほんっとに短い んですよね。
赤ちゃんや幼児が言葉を
吸収するスピードを見ていると
感嘆しかありません。