東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑩

2019.12.06

DSC_1119.JPG

 

 

 

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これまでのお話し

 

 

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ①    

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ②

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ③      

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ④      

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑤

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑥

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑦  

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑧ 

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ⑨             参照

 

 

 

2019年、第47回の日本伝統鍼灸学会学術大会のラストは、業界の重鎮の先生方による「映像実技講演」

 

 

これは、この業界の重鎮の先生方の実際の診療の様子や、実技の様子を動画で流し、それを、その会の講師の先生がその場で解説するという、

 

今回の学術大会で初の試みだとか。

 

 

こうやって、キチッとした形で残しておきたいという実行委員の先生方の意図からだそうです。

 

 

大変興味深く拝聴させていただきました。

 

 

一人目は東方会会長、丸山治先生の実技「腰痛治療の実際」を、副会長である津田昌樹先生が解説。

 

 

丸山先生の師匠にあたる東方会前会長、小野太朗先生は、蓮風先生とも親交があり、このブログでも以前紹介しました。

 

小野太朗先生の言葉 6                 参照

 

 

東方会と北辰会、あと今回の学術大会の会頭である小林詔司先生率いる積聚会は、実は縁が深いのです。

 

 

今回の映像では、丸山先生の物腰や顔つき、手つきの優しさ、鮮やかさがよく分かる映像でした。

 

 

雰囲気からしても、きっと多くの患者さんを癒すだろうなー、と感じました。

 

 

二人目は古典鍼灸研究会天満博先生「井上式脈状診による風熱の治療」の映像を、中村至行先生が解説。

 

 

古典鍼灸研究会は、約80年の歴史を持ち、初代会長はあの柳谷素霊先生です。

 

柳谷素霊という人物

柳谷素霊著『鍼灸の科学 実技編』

墓マイラー 15      参照

 

 

また前会長の井上雅文先生と言えば、この業界で知らない人はいません。

 

 

その井上先生の脈の診方でもって、治療を進める様子を公開して下さいました。

 

 

印象的だったのは、始めから終わりまでスーッとシームレスに、ポーカーフェイスで、淀みなく、手を止めることなく、淡々と治療していたところです。

 

 

あの流れる感じは、患者さんにとっては心地よいだろうな、と思いました。

 

 

そして最後は(一社)北辰会会長、藤本蓮風先生の初診の流れと実技指導の様子「藤本蓮風の鍼術~発想と継承~」を、講師である油谷真空先生が解説。

 

 

北辰会らしい、蓮風先生らしい、インパクト満点の動画だったと思います。(笑)

 

 

僕は今回の映像実技講演、全員分見れていないんですが、後ほどDVDでキチッとチェックしようと思います。

 

 

まあ皆さん、それぞれに「気の動かし方」の各先生方固有のパターンがあるなあと感じましたね。

 

 

そして最後にちょこっとだけ、シンポジウム「日本伝統鍼灸における腰痛治療の標準化を目指してⅢ」を拝聴し、会場を後に。

 

 

この腰痛シンポジウムは全5回計画の第三弾。

 

 

伝統鍼灸医学って、一番難しいのが標準化でしょうね。

 

 

皆、中国伝統鍼灸医学に特有の、経絡経穴学説や、臓腑(蔵象)学説を共有はしてるけど、実際の治療のやり方はてんでバラバラなのがこの業界です。

 

(もしや、有史以来そうなんじゃないでしょうか。。。)

 

 

だから、EBM全盛の現代の医療界全体からは評価されない、国民からは信用されにくい、従って医療行政の中でもいいポジションが取れない、

 

国民の受療率も上がらない、という構造的な現実問題があります。

 

 

ここに斬り込もうとしているのがこの企画であると、僕は理解しています。

 

 

あと二回でどういう結論に達するのか、楽しみですね☆

 

 

 

続く

 

 

 

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