駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

無策無言は無能ということでは

2020年11月30日 | 政治経済
             
   新型コロナがこれからどうなるか、神のみぞ知るとはぐらかし、首相と知事が責任を押し付けあって、結局この五か月確固たることは何もしてこなかった。
 この間あったのは言い繕いの言葉と仰天のオリンピック断行宣言だけ、神様でもない菅首相がなぜ半年後には新型コロナ終息と知っているのか説明してほしい。
 新型コロナがこれからどうなるか100%正確なことは確かに神のみぞ知るかもしれないが、専門家は政治家よりも何倍も正確に予想でき、それが人間の最善手なわけで、専門家の見通しと対策を参考に手を打つ必要があった。しかし、安倍菅政権はいびつな小手先のゴーツーという経済政策に固執し、韓国や台湾でできた医療体制をまねることすらしなかった。今まで感染爆発が防げて来たのは自助によるもので、公助を担う政権は何らきちんとした指針を示さず、首相は記者会見すらしない。自分の言葉で話せないのは無能の証明と申し上げたい。

   
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本、再発見再出発 | トップ | 納得のお言葉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治経済」カテゴリの最新記事