2019年の出来事を書いています。
ーーーーーーーーーーーーーーー

血液検査とルンバールの結果をもとに夫を含めて主治医との面談を受けました。

まだMRIの結果は精査できていないものの多発性硬化症で間違いないということでした。

またこれまでの問診、他の病院から取り寄せた過去のMRI画像から今回が初発ではなく少なくとも4年ほど前(2015年頃)から発症していたのではということでした。

翌日からは多発性硬化症の増悪期に実施する治療法、ステロイドパルス療法を3日間することに決まりました。

この病気の特徴や今後の治療などについて一通り説明を聞き、質問をして面談は終了しました。

ようやく診断がつき今後の方向性が明確になったので心からほっとしていました。

夫が帰宅し面談に同席していた看護師さんが病室に様子を見に来ました。

多発性硬化症と告知されたことについて心境はどうかと質問されました。

その時、急に涙が出て来てすぐには返答ができませんでした。

長かったこの4ヶ月。
ようやく原因が分かってほっとした気持ちと、なんでこんな病気になってしまったのかという気持ちがごちゃまぜになっていました。

入院4日目から3日間、点滴によるステロイドの大量投与(パルス療法)がはじまりました。