2010年に、経営破綻していた日本航空(JAL)に、京セラやKDDIの創業者の稲盛和夫氏が会長に就任したが、いかに有名な事業家とはいえ、既に稲盛氏は78歳。
私は、何も期待出来ないと思っていたが、就任翌年度には大幅な黒字とし、3年足らずで超高収益企業となって再上場と、奇跡の再建を果した。
私は、稲盛さんは本当に凄い人だなあと思った。

なぜ、そんな話を思い出したのかというと、以下の理由による。
私は、昨日から、陰謀論や超科学の本をずっと読んでいて、すっかりクラクラしているのだが(笑)、トンデモ科学で有名なものの中に、サイエントロジー教会の創始者でSF作家のL.ロン.ハバートが開発した『ダイアネティックス』という能力開発技術がある。これもかなり批判されていて、ハバートに関しても、クズ人間、大嘘つき、詐欺師、極悪人のレッテルが張られているのを、よく見た。
ところが、ハバートが書いた教育書の翻訳を、稲盛氏が推薦していたのである。
ハバートが学習について強く主張していることは、「用語の意味(定義)を曖昧にしたまま学習を進めるな」であると思う。
誰もあまり言わないことであるが、確かに重要なことであると思う。

ところで、陰謀論や超科学の本が全て面白い訳ではなく、確かに下らないと思えるものも沢山あると思う。
まあ、そんな本(陰謀論や超科学の本)は全部下らないと言う者は多く、それはそれで1つの意見として参考にしなければならないが、ハバートの本に関してはどうであろう?
私は、『ダイアネティックス』に関しては、一頃ハマり、少なくとも、この本の内容は、批判者のレベルは確実に超えていると思ったし、明確な批判点はないと私は思ったが、サイエントロジーの営利主義に疑問を感じ(別に悪いとは言わないが)、離れた。とはいえ、参考になる部分はあったと思う。
『ダイアネティックス』は、関連書の『科学の進化』(ハバート著)と共に1950年頃に書かれたと思うが、コンピューターに関する記述がしっかりしていることに感心した覚えもある。
サイエントロジーの熱心な信者であるジョン・トラボルタやトム・クルーズは、時々問題は起こしてはいるが、長期に渡って成功し続けているしね。
頭の良い人が書いたトンデモ本は、少なくとも文学というか哲学として読む限り、良い面もあるのでは思う。
一方、下らない陰謀論や超科学の本の特徴は、著者が自己の内面を語り過ぎるものだ。
そりゃ、ある程度、著者は自分について語る必要はあるが、読んでて、「そこまでアンタのことに興味ねーよ」と思ってしまうほど、著者が自己の内面を語っているものは、おそらく程度が低いと思う(そんな本が多いと思うが)。
面白いと思った本をご紹介しておく。

それはそうと、今週は、京都南座に、初音ミクさんが出演する超歌舞伎の観劇に行く。
私は、超歌舞伎は初めてだ。
ペンライトは普通に使われるらしいが、マジカルミライのものでは駄目かなあ?
毎年、マジカルミライのペンライトを買っているうちに、じゃらじゃらと溜まってしまって、あまり増やしたくないなあと思う。
そして、31日は、幕張メッセのマジカルミライ2019に行くため、千葉県に向かう。
昨日、やっと宿泊プランのチケット(9月1日)が到着し、11列目という良い席であった。
31日も、ワンモアチャンス抽選で、まさかのS席ゲットで、今年も、インテックス大阪に1回、幕張メッセに2回入場することが出来る。
大阪では分からなかった曲も、しっかり聴き込んだが、素晴らしい曲ばかりだ。
WOWAKAさんの曲は、『ワールズエンド・ダンスホール』と『アンノウン・マザーグース』はあると予想するが、『ローリンガール』が新たに・・・なんてことはないだろうか?見たいなあ・・・









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