そうなった経験はないが、釣りをしている最中に雷が鳴ったらすぐに竿を置いてキャビンに避難。最寄りの港に避難すると聞いたことがある。イサキの釣果を確認しに金沢八景・あさなぎ丸のサイトを確認すると「カンダチ陽気で、少し早上がり」と書いてある。カンダチが雷のことだと知る。
大潮で潮が速すぎるせいか、それともソウダガツオによる蹂躙が続いているせいか、剣崎沖のイサキの釣果がぱっとしない。一之瀬丸マゴチ童貞卒業できず釣行の日は朝から小雨で曇天模様だったためイサキ日和ではないかと予想したが、よく同船する達人さんが乗っていたにも関わらず竿頭33匹と振るわなかった。その後も竿頭で30匹くらいの釣果が続く。お盆休みの時期で船上混み合うことが多い一之瀬丸だけが悪いのかもとほかの船の釣果を調べてみたがよくない。今週末に予定している2束チャレンジなんて絶対に達成不可能な釣況だ。
あさなぎ丸のサイトで知らない言葉に出会った。カンダチ……カンはカンカン照りを連想させたので暑すぎて早上がりかな?と予想しつつ検索してみると辞書にも載っている言葉で雷や雷鳴のことを神立(カンダチ)ということを知る。落雷を神様が天から降臨したと見たて、神が立ったで神立。夏の夕方に雷を伴い激しく降る雨のことを夕立というが、夕立の「立」は神立から来ているのかも。ゲリラ豪雨なんて呼び方がすっかり定着しつつあるが、「神立」「夕立」の方が情緒があっていいなぁっと。
著者: へた釣り