こんばんは 
気功整体師の岩瀬です。
早いもんで、もう四月ですね。
桜が咲くころ。桜が散る時期。
桜に対するイメージも人によって明暗が分かれそうです。
さりとて、新年度が始まり、新しい学校。新しい職場。
新しい人との出会いなど・・・。
これまでと違う生活が始まった。
という方も少なくないと思います。
気温の変化。環境の変化。
それに順応しきれないため、自律神経が乱れやすいのもこの時期です。
慣れないことで、右往左往したり、
緊張することも多いかもしれません。・・・が、
時間が経てば必ず慣れてきます。
緊張する割合が減ってきて、｢ふーっ」と息が漏れたりします。
交感神経優位から副交感神経が優位にたつ時間も増えます。
このバランスが釣り合っている状態が、
自律神経が整っている状態です。
しかし、ようやくひと段落。
と感じる一方、
私の人生この先、どうなるのだろうか・・・？
などと目に見えない不安に苛（さいな）まれ、
混沌としている・・・。
という方も、
もしかしたら、いるかも知れません。
こうなると、ふたたび交感神経が優位になりすぎて、
自律神経が乱れてきます。
新しい環境になれること。
これだけを目標にしてきたとすると、
｢慣れた。」というのはその目標が達成した。
ということになります。
で？
｢次は何をすればいいの？」
となってしまっている方もいると思います。
「目標を見つけなさい。」
と親や先生または、会社の上司、同僚、友人
などに言われたことはあると思います。
また本を読んだりなんかしてもこの文句はよく登場してきます。
自分でもそうしたい。と思っていると思います。
でも、これといったものがみつからない・・・。
というより、新しいことに挑戦する気力がでない。
というのが本音の方も多いのでは・・・。
今の環境に慣れるまでの緊張感を再び、
積極的には味わいたくない。
そんな自分に対して、
｢怠け者。」「自堕落。」「消極的。」「根性無し。」
などとネガティブなレッテルを、貼ってしまおうとしていませんか？
気をつけてください。一旦、
このレッテルを自分自身で貼ってしまうと、
はがすのがなかなか大変です。
でも、決してあなたの所為（せい）ではありません。
｢疲れる。」「だるい。」「つらい。」｢痛い。」と感じるのは、
すべて脳の仕業です。
脳は、あなたの指示に忠実に従います。
しかし、なにも指示を与えなければ、何もしません。
それどころか、楽な方、楽な方へと働きだします。
脳が、今の居心地がよければそこから移動しないように、
あなたに行動させます。
脳が、居心地が悪ければそこから逃げ出すように、
あなたに行動させます。
あたかも自分がそれを望んでいるかのように感じていますが、
そうではありません。
脳がそうさせているのです。
気力が足りない時には、前に壁が・・・
後ろには、崖が・・・
前に進めず、後ろにも下がれず。
と感じてしまう時もあるかもしれません。
でも、頑張る必要はありません。
頑張ろうとすればするほど、交感神経が優位に立ち、
自律神経が乱れます。
求めよ、さらば与えられん。
新約聖書にでてくる有名な言葉です。
気力すなわち、氣の力をアップさせるには、
自分のしたいこと。やりたいこと。を素直に求めること。
要は、イメージして、脳に認識してもらうことに他ならないのです。
ラーメン屋に行って、メニューをみても、種類は様々です。
味噌、醤油、塩、とんこつ・・・。
食べてみなければ、おいしいかどうかわかりません。
それに、海外に行ったしたら、
それこそ見たことのない食べ物もあるはずです。
中には、こんなものまで食べれるのか？
と想像を絶するものも・・・
蛇とか蛙とか、サボテンとか・・・
｢嫌っ。｣
という前に、一度口にしなければ、その味はわかりません。
｢意外においしい。」
もしかしたら、クセになるほど好きになるものかもしれないのです。
好きなものが見つかるまで、どんなことでも
とにかく目の前のものを受け入れて行動してみる。
そうしているうちに、
目の前にないと思っていた道が霞が取れたように、
ふっと現れてくるものです。
人生の目的は、目的のある人生を送ることだ。
ロバート・バーン
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