こんばんは、気功整体師の岩瀬です。
「開け、ゴマ!」
こんな言葉ひとつで、重い岩の扉が開いてしまったのだから、
昔のアラビア人は大したもんです。
言葉には、魔力がある。
昔の人は多くの人がそう信じていた。いや、人は今でもそう信じ続けている・・・。
「この薬には毒が入っている。」と言われ、市販のビタミン剤を飲むと、
3割くらいの人が、気分が悪くなったり、ひどい時には、頭痛や吐き気まで催すようだ。
ただのビタミン剤だとわかっていても・・・
これをノセボ効果というようです。
逆もしかり、
「この薬を飲むと、たちまちに症状が改善される。」
と言われ、市販のビタミン剤を飲むと、これまた3割くらいの人が、
「よくなった。」ビタミン剤だと知っていても・・・
これは、有名なプラセボ効果といわれるものです。
だから、もし、病気になってしまっても、
まずは、「この病気は治る。」と自分に言い聞かせること。
「治らなかったらどうしよう?」などと思わないことです。
人には右脳と左脳があります。
左脳は言語脳、右脳は感覚脳とも言われています。
腕組みをした時、右腕が上に来る人は左脳、左腕が上に来る人は右脳が働いている・・・
なんてことを聞いたことがありますが、まあ、真偽のほどは確かではありません。
論理的な判断ができるのが、左脳で、直感的な判断ができるのが右脳。
下に0~10までの数字をランダムに書きました。
9・5・4・8・10・3・7・1・0・2
さて、ひとつだけ入っていない数字はなんでしょう?
ひとつずつ、順番にチェックした人は、おもに、左脳を働かせて判断している。
右脳を働かした時は、一瞬見ただけで、ふっと数字の6が頭に浮かんできたはずです。
左脳で判断すると、目に見えていないので、明文化しようとする。
右脳で判断すると、目に見えないはずのものが見えてしまう。
だから、左脳を使っている人と、右脳を使っている人では意見がいつも食い違う・・・。
どちらがよいのか?
右脳を使っている人のほうが得(?)のように思われるかもしれませんが、
左脳なくして、右脳は力を発揮しないのである。
そもそも、左脳派、右脳派などと区分するものではなく、
誰しもが、左脳、右脳を持っているのだから、それぞれの役割を十分理解し、
使い切ればよいだけなのです。
人は、言葉がしゃべれるようになったおかげで、
正確にコミニュケーションがとれるようになった半面、
直感的な判断を不正確なものとしがちになってしまっています。
たとえば、病気やけがをする前に、「気をつけろ。」とサインを送ってくれたり、
困ったときに「どうすればよいか?」問いかければ、的確な答えを教えてくれる。
これも、右脳の働きなのです。
左脳優先の社会ではあるが、右脳は訓練すればすぐに、働きを取り戻します。
「これを飲めばよくなるよ。」
自分にそう言い聞かせるだけで偽の薬でも効果が出ることもあります。
開けゴマ!のように、自分にとって最も都合のよい呪文を作って、
その呪文を唱えると、○○になる。なれる。と信じて・・・。
おそらく、遅かれ、早かれその通りになると思います。
これぞ言霊。意識波動といわれるものです。
左脳で言葉にして、右脳に伝達する。そして、右脳がそれを現実化する。
必要なのは、繰り返すこと。寝ても覚めてもそうなることを信じて唱え続ける・・・。
繰り返すことで、右脳が、「これは、この人にとって重要なことなのだ。」
と気づいてくれるのです。
この右脳が気づいた時、自律神経のバランスがちょうど中間になり、
気の流れがよくなり始めます。
いや、気の流れがよくなるから自律神経のバランスが整うのです。
そして、頬が紅潮し、胸が高鳴りぶるぶるっと、武者震いに似た感覚をおぼえるはずです。
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