例えば・・・
物を作って売っているような会社は、生産部門と、
営業部門があるわけで、うまくいっている時は、
双方の部門の関係は比較的良好なのです。
ですが・・・
完璧にうまくいく事は希なわけで、営業部門は、
もっと売れる物、売りやすい物を作って欲しいし、
クレームにも対応しなければなりません。
一方で・・・
生産部門は、品質向上と納期短縮と在庫圧縮と、
コストダウンが至上命令で、営業がシャア拡大の為に、
取ってきた採算度外視の仕事も押し付けられます。
それで・・・
責任の擦り付け合いをしてみたりするわけですが、
前向きで建設的な話し合いがきちんとできていて、
同じ目標に向かって協力できるうちは大丈夫です。
普通は・・・
この状態が、長年続いている感じと思うのですが、
商品が売れなくなって、生産部門の残業が減って、
営業部門の歩合が減り、共に稼げなくなった時に、
お金だけでやってきた社員は辞めてしまいますが、
真の成長はそこから始まると思うわけです。