牛乳1

子供の頃は牛乳飲めたのに大人になったら必ず下痢するようになってしまった。
そんな、私は乳糖不耐症・・・消化酵素「ラクターゼ」の欠乏により乳糖が上手く消化できない人間なのだ。
大人になってから発症する人も多く私もその一人。少量の牛乳であれば問題ないので料理に使われるくらいであれば問題ないのだが、牛乳自体は好きなので飲めなくなったのは悲しい・・・

日本をはじめアジア人に多いと言われる乳糖不耐症だが、南米ペルーでも同じ悩みを抱える人が多い。
そんな人のためにペルーの中小乳飲料メーカー「Laive」は乳糖完全オフの牛乳の開発に成功。これなら乳糖不耐症の人も飲める!!
しかしながら、中小規模のメーカーなので消費者への周知が上手く行かず売上が伸び悩んだ。
そんななか、メーカーの担当者はあるアイデアを思いつく。そのアイデアを実践したところ、翌週の売り上げは2倍に!商品の特性を周知することに成功したのである。一体何をやった?

A.パッケージを90度回転させて販売した


牛乳2

メーカーの担当者はスーパーに商品名が書いている側ではなく、90度回転させて“商品の成分表示”が書いている側を表にして販売するようにお願いしたのである。
すると普段と違う違和感から消費者の目にとまり、成分表示を読んでもらうことに成功。乳糖ゼロの画期的な牛乳であることを知ってもらうことができ、見事ヒット商品となったのである。





(written by 山崎健治)