またかと笑っている内に
いつかホントになると、心配も …
チビブーが3歳の時に
我が家の近くの広場であったイベントで
金魚すくいをやってもらった金魚。
本人はそれを、お家に連れて帰りたいと望みましたが
新幹線に乗せて行くのは無理だから
じいちゃん家で大事に預かっておくと約束し
飼育セットを買いに走って
我が家で飼うことになりました。
ところが、チビブー達が帰るとすぐに
金魚が、一夜にして全滅したので
約束したのに、次に来た時にいなかったら可哀想だと
急いで新しい金魚を買いに行って水槽に入れたら
それもまたダメになったことを、ここに書いたら
ブロ友さん達が、色々とアドバイスをくださって
またまた買いに行った金魚が
お蔭様でなんとか生き延びてくれ
孫達が帰省をするたびに、餌をやりを楽しみに
喜んでやってくれています。
残念ながら今は、最後の一匹となりましたが
もの凄く大きく育って元気な金魚は
私が行っても知らん顔なのに
餌やりを担当している夫が、近くに行くだけで
それはもう大喜びをして上にきて
早く早くと、餌を催促するようになり
それがまた可愛いと、夫も話しかけたりして、
大切に飼っているのですが
その金魚が先日、この状態で上に浮かんで
ピクリとも動かなくなっていました
とうとう死んでしまった!
大変だ!どうしよう!と、大慌てして走り寄ったら
あら?突然、元気に泳ぎだしたではないですか。
もう~っ!ビックリさせないでよ~!と
ブツブツ言いながらもホッとしていたら
しばらくしてから見ると、また同じ状態。
でも近くに行くと、また何事もなかったかのように
元気にスイスイ。
夫が家にいる時に、呼んで見せたら
夫も死んだのだと思って焦りましたが
ウチの金魚ときたら、どうやらこの体勢で
寝ている模様 …
死んだふりをして飼い主を驚かせるなんて
役者やなぁと、夫婦で笑いましたが
その内、オオカミ少年みたいに
本当になりはしないかと、心配している私達をよそに
今日も金魚は、ヒーターを入れてもらった水槽で
上に浮かんで下向いて、ピクリとも動かず
爆睡しておりました
家の前のポンカンの木に
しがみついていたセミの抜け殻
小さな金魚一匹といえど
共に過ごせば情がわく …
ここにも、必死で生きようとしたものがいたと知り
頭の中に浮かんできたのが
僕らはみんな生きている
生きているから笑うんだ
怒って笑って泣いて笑って
今日の無事に感謝して!