心配していたことが現実になってきた。
世の中は必ずしも正義が勝つとは限らない。
”モリカケ問題“は未だに謎に包まれたままである。
その他にも”さくらを見る会”があり”かけ麻雀問題“もある。
権力を持ったものが押し切る「忖度」がある。
と言いながら、いまだに「忖度」の意味がよくわかっていない。
新型コロナの感染もいつの間にか”第3波”と言われるようになってきた。
政府は第3波とは認めていないような気がする。
その第3波に警鐘を鳴らしているのが、感染者に対応する日本医師会会長である。
その会長が明日からの3連休を「秋の我慢の3連休」とし、外出自粛を訴えている。
これに官房長官は「現時点の感染状況を踏まえ、県をまたいだ移動について一律に自粛を要請する必要があるとは考えていない」と反論している。
全国的に感染状況はかなりヤバい状況じゃないだろうか。
それでもGoToにこだわるのは何かあるんじゃないかと変に勘繰ってしまう。
さらに医師会会長は「『GoToトラベル』自体から感染者が急増したというエビデンスはなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いないと私は思っている」とやんわりではあるが政府批判をしている。
そして「感染者が増えたタイミングを考えると関与は十分しているだろう」と述べている。
これは私の勝手な感想であるが、誰しも認めるところじゃないだろうか。
上記のやり取りが政府の方針にそぐわない。
ある面では政府批判である。
これに現首相が黙っているはずがない。
11月16日のブログにも書いたが、元首相と元医師会会長は蜜月だったがゆえに診療報酬が維持されてきた。
現首相は噂ではかなりの報復的な対応をするらしい。
となると、2022年度診療報酬はかなり危ういことになる。
大人的な言い回しによると「官邸と距離がある」となるらしい。
私の様な”虫の目”しか持たないものが”鳥の目”で物事を考えるのは難しい。
それでもこのままでは感染拡大が急速に進む気がする。
旅行も食事も健康があってのことである。
感染したらどこにも行けない。
先ずは、感染予防の徹底からと考えるのは素人的なのか。
さて、そんなこんなで2022年度診療報酬改定は隘路に入ってしまった。
最後の切り札は医療ボイコット見たいな話になるのかもしれない。
ボイコットと言うより医療従事者がギブアップしてしまう。
そこで困るのは国民である。
今回の日本医師会会長の発言に「官邸や政府を立てる姿勢を見せなきゃだめだ」「目立つのが好きなタイプ」などの声が自民党内から上がっているそうだ。
嫌な世界だ。
それにしてもなぜ政府は“GoToシリーズ”にここまでこだわるのか。
日本は観光と飲食業でGDPが成り立っているのか。
コロナ禍では必然的に失業や廃業が出てしまう。
その失業対策や休業補償にお金を回した方がいいのではないかと思う。
旅行業界を救済する目的でしょうね。
オリンピック開催したいと夢を見るのは良いですが、アメリカや欧州の感染状況は悲惨なまま
とても開催に前向きな国がいるとは思えませんけど。
選手がかわいそうですね。
でも、・・・・。
でも、それ以上に困っている人がたくさんいます。
きっとその人たちにはGoToなんか関係ないかもしれません。
一部の人だけが上手に活用しているような気がします。
どう使っていいのかわからない私のひがみです。