威風堂々

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親密性

2019年08月23日 | 第四章 愛とゆるし
親密性

・理想の力の存在を直感的に確信している
・その理想の力が日常に自然と継続している感覚、その支配に身を任せている
・自己中心性がなくなり喜びと自由を表している
・感情がNoからYesへと、愛の調和へとしふとしている


ウィリアム・ジェームズの表した、「愛」の定義の一部である。

世の中は、対立が利益を生み出すという古来からの教えが根強いようだ。また、対立している横でその対立を利用して利益を得る。古来より「漁夫の利」として学校でも学習している。

 自分が大切だと思っている人を喜ばせたいという気持ちが愛である。人間集団を円滑に運営するには互恵的利他行動、つまり「持ちつ持たれつ」(道徳の基本)の関係が絶対必要である。相手の立場に立つことからしか共感は発生しないし、競争原理の中では利他行動は進化しない。基本的信頼感はお互いの親密関係性から発生する。他者を傷つけた時の後悔の念は罪悪感を生み出すし、自分ではこうあるべき、理想と比べて現実の自分はそうではないし、自分が大切だと思っている人から褒められもしない、と思うと恥辱感が生まれる。罪悪感や恥辱感に苛まれると「孤立感」が深まってゆき、お互いの間には「不信感」しか生まれなくなってしまうというわけである。日本も今外交でこの様なジレンマに陥ってる気がしてならない。政治は政治の世界の話なのだが、私たちの生活に直結してくるので油断がならない。







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