始まりがあれば終わりあり、終わりあれば始まりがある。
新型コロナウィルスが蔓延してしまった世界では、多くの人の人生が狂わされています。
その1つがあたしの身近な人にも起こりました。
あたしを育ててくれたライブ居酒屋「立川農家」さんが11月でその歴史にピリオドを打つとの連絡が入りました。
とても悲しい現実です。
今年の4月5日に、あたしもライブを開催することになっていましたが、やむなく延期にしました。
数年間は月一ライブに挑戦し、たくさんの出会いがありました。
新曲を試すのは、まず農家で…。
そして3枚目のアルバムは、農家さんと一緒に作り上げたと言っても過言ではありません。
我々人間が、いつまでもウィルスごときに振り回されているわけにもいきません。
手段は違っても、志さえ曲げなければ、きっと夢は叶います。
女将の夢が、ライブ居酒屋というカタチじゃなくても叶うように、願っております。
コロナ休業で歌手業を休んでいるうちに、すっかり、会社員時代の感覚に戻ってしまっているような気がします。
見られる意識がなくなってしまい、太ろうが、声が出なかろうが、かつてのストイックな部分を失ってしまいました。
立川農家の女将さんへの恩返しもできていないっていうのに…。
とにかく、どんなカタチでも4月5日から延期したライブだけは、開催しようと思います。
負けない…。