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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「葛藤」について。
皆さんは、どんなときに葛藤しますか？
最近感じた葛藤はどんなことですか？
例えば、夏に向けてダイエットを意識しているときに、
カロリーと糖分たっぷりのデザートが目の前に。
心の中では何が戦いますか？
食べたい。
けど、
痩せたい。
痩せたい。
けど、
食べたい。
といった感じに、心の中では、
相反する"欲求"がぶつかって、"葛藤"が起きます。
それを打破しようとするときに、人は「理由」をくっつけます。
「今日は、仕事頑張ったから自分へのご褒美かな！」
「明日から本気出そう！」
そして、何とか葛藤を打ち消そうとします。
この場合、何と何の欲求のぶつかり合いなのか、
理解できているだけマシです。
ときには"無意識的葛藤"が起きていることがあります。
こんなことってありませんか？
友人に相談されて、聞けば聞くほど結論が明確なとき。
例えば…。
結婚した途端に、彼が結婚前から浮気していたことが発覚しても悪びれず、
しかも同居している彼の両親とはそりが合わず、ストレスだらけで、
最近は不眠と、謎の腹痛で毎日苦しんでいてどうしたらいいのか…という人。
友達に、そう相談されたら何と答えますか？
何かアドバイスしたとしても、
「嫌な出来事から逃げると、また同じことで悩みそうだから…。」
「今まで付き合った人の中で、彼ほど優しい人はいなかったから…。」
なんとなく最もらしい"理由"が返ってくることがありますね。
でも話を深く聴いていくと…。
「今更、就職活動する自信が無いから。」
「彼の家業は医者で裕福だから。」
「今よりいいと思える人と出会う自信が無いから。」
という"本音"が隠れていることがあります。
"ストレス状態"⇔"葛藤"⇔"理由"⇔"本音"
この場合の"理由"は体のいい言い訳なのですが、
"本音"よりも都合がいいので、
"ストレス状態"を維持するために、"理由"と葛藤してしまうのです。
人間の不思議な心理です。
本当の欲求のために、自ら理由を立てて葛藤し、
"ストレス状態"を維持してしまうのですから。
誰が聞いても、明確な結論を言われるような悩みのときは、
葛藤している裏の、本音の欲求は何なのかを考えてみましょう。
いつも有難うございます。
本音がわからないときはアンフィニへ！
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