鼻水を毎日毎日、自分の手に拭いている。
多いときはティッシュを使うこともあるが、ゴミ箱に捨てたティッシュ使ったり、薬の飲んだ後の袋を使ったりと、世の中の人がやらないことばかりやる父。
さらに、鼻水を拭いたティッシュペーパーを捨てないで、あちこち置いている。最悪なのが、そのまま使うティッシュペーパーの紙の上に置いたりしている。
今日も朝から、ティッシュあるんだから、ティッシュペーパーで拭けよと、何度も何度も注意したら、逆ギレされてしまった。
ティッシュペーパーの箱を思いっきり床に叩きつけていた。
前から思ってはいたけど、認知症になっても昔の事は忘れないでやるから、83歳なるまで、こうやって鼻水拭いていたと思うと、母親が父親をずっと怒ってきた意味がわかる。