ダダすべる話

激しい腹痛で胃カメラを飲んだ

数日前のこと、インフルエンザからの前歯折れも落ち着いた頃の話。

お腹に突然激痛が。鳩尾(みぞおち)あたりを「ぐぐぐーっ」と押されているような痛みが強くなったり引いたりという感じ。

これまで大抵の腹痛は排泄すれば治っていたものの、今回はそうはいかず。便通も普通にあるし、下痢になるわけでもないので「これは下部消化管ではないな」と判断。

そう考えると

1.盲腸

2.アニサキス(前日にブロックのサーモンを買ってパスタに使った)

3.胃潰瘍

4.胆石

あまりにも痛すぎてナーバスになっていたこともあり

5.胃癌

まで考えた。

 

痛くなったのが日曜。前日はカープの日南キャンプに行き極寒の中、暇つぶしにスナック菓子をバカ食いしていた。日曜は翌日の仕事に備え東京入りし、池袋でベトナム料理に舌鼓。

 

やはり、ご飯食べた後が痛い。

月曜になりやはりお腹痛かったので、朝食は控えめに。

控えめにしたのに痛みが強くなり、仕事中も痛みが来るたびにうずくまり部下に心配される。

「これはこのまま飛行機に乗って大丈夫だろうか。乗ってる時に倒れたりしたら迷惑かけないだろうか」

と自分で思うくらいの痛さ。直前の前歯の治療で「自分は痛みに強いんだ」というイメージを持たされたのもあったかもしれない。

つまりそのくらい痛かった。

翌日病院で診てもらうことを決心し、月曜の朝食後は飲み物以外何も食べず。

 

火曜、仕事の合間に意を決して消化器科へ。

午前中&予約者しか胃カメラできないと説明を受けるも、あまりにも私が深刻そうだったのか、「待てるなら」という条件付きで検査してもらえることに。

まずは、エコー(超音波検査)から。胆のう他、特に異常所見なし。

続いて胃カメラの前に、待合室で胃をキレイにする薬、鼻を拡張する薬(苦い)、検査室に入り鼻の麻酔、喉の麻酔(鼻から入れられなかった場合用)、と進みとうとう胃カメラ挿入。

元から喉が弱い(喘息気味、むせることが多い)ので、しんどいことは分かっていたけれど、それにしてもしんどい。

「検査中はゲップしないでくださいね」とか言うけど、気持ち悪すぎて無理。

喉にカメラがある感触があって、ちゃんと入っているのか、いつ終わるのか不安でしょうがない状態。

ずっと目を瞑りながら耐え、ようやく終了。地獄の時間だった。

 

待合室で最悪の自体を想像しながら結果を待つこと数分。診察室に呼び出され先生から言われた結果にびっくり。

とてもきれいです

そう、カメラで見られる全ての消化管においてとてもきれいだったのです。

結局、原因はなんだったのか分からなかったのですが(おそらく極寒の中でのスナック菓子バカ食い)、なんでもないと聞いて安心し、最後の食事から30時間経ってペコペコな胃に食べ物を流し込んだのでした。

先生からしても「こいつあんなに深刻だったのにどういうことなん?」って思ったに違いありません。

問題なかったのは安心しましたが、診療費8,000円はお小遣い制サラリーマンにとって地獄でした。

問題ないって分かっただけいいか。まじなんだったんか不思議。

 

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