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中国ドラマ「永遠の桃花~三生三世~」第57話 あらすじ

2019年07月14日 12時33分07秒 | 永遠の桃花~三生三世~(中)

【登場人物】
白浅(はくせん)/司音(しいん)/素素(そそ)…楊冪
夜華(やか)/墨淵(ぼくえん)…趙又廷
白鳳九(はくほうきゅう)…迪麗熱巴
東華帝君(とうかていくん)…高偉光
白真(はくしん)…于朦朧
迷谷(めいこく)…張宥浩
連宋(れんそう)…李东恒
司命星君(しめいせいくん)…王骁
央錯(ようさく)…牟鳳彬
素錦(そきん )…黃夢瑩



「別れと旅立ち」


迷谷が「亡骸を預かって何が悪いと?皇太子殿下も白浅様を深く愛していたんです。東華帝君まで連れて来て脅す気ですか?」と白浅をかばう。白浅は「やめなさい」と止め、東華帝君たちに「よく分かりました。ただ、かつて私が素素だった時、私は夜華の妻でした。そして今は許嫁です。妻として最後にしたいことがあります。夜華の衣を整え、顔を拭き、綺麗な姿で送り出したいのです」と頼む。夜華の妻として央錯と楽胥に跪いて一礼を捧げる白浅。

白浅が夜華の元へ行き、泣いている楽胥に「義姉上、泣かないでください。夜華は皇太子として世を守るために死んだのです。白浅上神を恨んでいては天族と青丘に不和が生じます」と連宋が言う。楽胥は連宋を見ると「私は夜華の母なのよ。2度も息子を奪われながらまだ天族と青丘の心配をしろと言うの?悲しんでいいのは、あの白浅だけだと?」と言い返す。連宋は「亡骸を返すと言うのだから、ひとまず待ちましょう」となだめる。

茶を運んで来た鳳九に「間もなく女帝の座を継ぐとか?若くして五荒の1つを治めるとは優秀だな」と連宋が言う。「叔母上が嫁げばそうなる予定でしたが、もう必要はないかと」と言う鳳九。


夜華の衣を整えながら「覚えてる?狐狸洞に閉じ込め、私以外の者に会わせないってあなたに言ったわよね?だけどそれは、もう無理なのよ。あなたは天族の皇太子で私は青丘の女帝だもの。あなたを閉じ込めたら青丘と天族のどちらも困らせることになる」と話しかける白浅。前に“誰よりも桑籍叔父上が羨ましい”と言っていた言葉が今は分かると。そして白浅は「私っていつも不自由な立場にいるわね。人間だった時はあなたに釣り合わず、今の私は女帝だから一緒にいられない」と涙を流す。

白浅は「でも大丈夫よ。あなたとの日々は忘れない。ずっと心にとどめておく。永遠に覚えてる」と話すと「知ってた?あなたが狐狸洞の外で7日も私を待ってた時のこと。本当はもう許してたの。でも知ってのとおり私って強情でしょう?本当よ、とっくに許してたの」と打ち明ける。夜華の頬に触れ口づけする白浅。


白浅は閉じられる玄晶氷棺の蓋を見つめる。「よく眠ってます。そっと運んであげてください」と白浅が言う。
白浅は央錯に「私も無妄海へ行きたいのですが」と頼む。しかし央錯から「すまないが我らの聖地ゆえ天族しか入れない。息子とはまだ夫婦ではなかったのだし」と断られてしまう。「正式な夫婦ではなくても2人は深く愛し合っていました」と言う鳳九。それが天族の掟だと諦めた白浅は蓋に触れる。しかしすぐに央錯たちと共に棺が消えてしまう。外へ追いかけ、夜華の名を呼ぶ白浅。

座り込み悲しむ白浅を見た鳳九は天界へ。
南天門。棺に入れられた夜華を皆が出迎える。しかし鳳九は天兵に止められ、門から入れない。そんな鳳九に気づき帝君が戻ってくる。
「さっきは大勢いたので聞けませんでした。しかも皆で叔母上を責め立てるし…」と言う鳳九。鳳九は「傷の具合は?」と聞く。「よくなった」と言う帝君。

よかった、安心しました、と言って、鳳九は帰ろうとする。帝君は「あの話はよいのか?」と尋ねる。「何です?」と鳳九が言うと、帝君は「擎蒼と戦う前に私に聞いたことだ」と話す。鳳九の頭に“もしも帝君が三生石の己の名を削らなかったら私を愛しましたか?”と自分が問いかけた言葉がよぎる。「愛した」と言う帝君。もし三生石の己の名を削らなかったら愛していた、人間界へ下ったのはそなたの願いよりも己の願いを叶えるためだった、と。

帝君は鳳九の額にある鳳尾花に触れる。そして「もう行け」と鳳九に言い、少し微笑んで背を向けて歩き出す。触れられた鳳尾花に手をやり、涙を流す鳳九。


十里桃林。白浅が木にもたれて眠っていると、夜華が目の前まで歩いてくる。夜華の手が頬に触り、目を覚ます白浅。驚いた白浅が「来たの?」と言い、夜華がうなずく。白浅は夜華を強く抱きしめ「来たのね」と言って涙を流す。

「このところ、ずっと考えてたの。私も跡形もなく消えたら、あなたに会えるって。でも怖かった。もし自分も逝けばあなたを忘れてしまう。だから思いとどまったの」と白浅は話す。両手で夜華の頬に触れ「だからこそ、こうしてあなたに会えた。そうでしょ?」と。夜華が微笑み「よかったわ。本当によかった」と言う白浅。しかし夜華は煙のように消えてしまう。

すべては白浅の夢だった。目覚めた白浅は自分の両手を見ると、夜華の名を呼びながら捜し始める。泣きながら転んだ白浅の元に駆けてくる白真。白真は「夜華が死んだから生きていけぬとでも?いい歳をして、なぜ生死を達観できない?」と叱る。白浅は「違うの。どう吹っ切ればいいか分からない。あの日、私は酔って結魄灯を割った。そして300年前のことを思い出したけど、頭に浮かぶのは夜華から受けた仕打ちだけ。でも夜華がいなくなると思い出すことといえば優しい夜華の姿だけ」と話す。

白真は「もう考えるな」と言う。空笑いすると「以前、離鏡が青丘へ私を訪ねて来た時、私はもっともらしく罵倒したの。“あなたという男は得られないものを追い続けてるだけで、得たら大切にしない”ってね。でも、私も同じよ。夜華を失ってやっと気づいたの。夜華なしでは生きていけない」と言う白浅。白真は帰って休むように言う。


寝床で寝ていた白浅は、夢の中で夜華と会う。白浅は隣に座り夜華に触れる。夜華は「人形の素素とは何もない。侍女として雇っただけだ」と言う。白浅はうなずく。さらに「すべて素錦の策略だった」と夜華が話し、またうなずいた白浅は「そうよね、分かってる」と言って夜華の肩にもたれる。夜華は「素錦とは共に育ったが、部屋の置物くらいにしか思っていなかった。顔もまともに見ていない。素錦が天妃になった腹いせに、そなたを愛したわけではない」と言う。白浅は「分かってる。そうよね、何もかも信じる」と返す。

「9月2日は縁起がよい。だが過ぎてしまった」と言う夜華。白浅は「いいの。構わない。あなたさえいればいい。一緒にいれば、いつでも縁起のよい日よ」と言う。
夜華が「狐狸洞に閉じ込めたいか?」と聞く。笑った白浅は夜華の顔に額をあて「いいの?」と聞き返す。夜華がうなずく。

目を覚ました白浅は夢だったと分かる。
白浅は夜華の墓へ行き「私たちはまだ夫婦じゃなかったから、あなたの亡骸を引きとれなかった。だから衣だけ埋葬したわ」と語りかける。そして「夢であなたに会ったわ。生きてる時のように私に話をしてくれた。とても嬉しかった。暇な時は、また夢の中に来てほしいの。私と話したり、碁を打ったりして欲しい」と話す白浅。


3年後。白浅は白真と旅に出ていた。鳳九は女帝に即位することに。
鳳九は“先日、使命が教えてくれたわ。この3年はあなたが政務を代行し、眠る間もないと。天君には息子がいるのに、なぜあなたに負担が?悔しいけど私はただ心を痛めるだけ”と思いながら即位式に向かう。


皆が鳳九の即位の継承を祝福する。そんな中、東華帝君の従者・司命星君が帝君の命により、祝いの辞を述べにくる。司命星君は帝君が自ら描いた、かつて征戦に使った四海八荒の絵図を祝いの品として鳳九に渡す。鳳九は礼を言い「祝いの品の他に帝君からお言葉は?」と尋ねる。「その絵があなた様への言葉だと仰せでした。“数十万年が過ぎ描かれたものは全て存在せず、四海八荒でさえ姿を変えた。万事は取るに足りぬもの。懐かしむ価値もなし”」と言う。

鳳九は拝礼し帝君からの祝いに感謝する。「青丘と天族との末長い友好を願います」と言う鳳九。それを銅鏡を使って見ていた帝君は歩き出す。その腰には鳳九の尾がつけられていた。


人間界。強い仙気で神仙だと気づいたという織越から声をかけられる白浅。白浅は織越から頼まれ銭を貸す。


白真は司命星君の決めた運命に従い、わずかな年月しか生きられない人間たちを見せる。「人間たちに比べたら、お前は恵まれている」と話す白真。
白真が最近は顔色がよくなってきたと言う。「最近、夜華の夢をよく見るから、そのおかげだわ」と返す白浅。白真が「まだ夢と現実の区別がつかないのか?」と聞く。

白浅は「3年前に初めて夜華の夢を見た時こう悟ったわ。“現実を夢と思い、夢を現実と思えばいい”と。見方を変えて生きればいいのよ」と答える。その時「あなた、私を捨てないで」と言う、九天から落とされた素錦の声が聞こえてくる。すがりつく素錦に夫は「二度とも俺の前に現れるな」と言い捨てて去っていく。


ーつづくー


夜華話されてしまう白浅が切なくて(இωஇ )
最後に夜華の衣を整え、口づけした白浅…。
掟も大事かもしれないけど、夜華だって白浅と離れたくなかったはず!!
無妄海に行かせてあげてもよかったのに(。>__<。)

夢で夜華と会えてる時は幸せだよね。
でも現実に戻った時はさらに孤独を感じて苦しくなると思う(;д;)
白浅を見ている白真や折顔もつらそう…。

女帝を継承することになった鳳九。
鳳九も随分、大人になったなって思う。
帝君自らが描いたという四海八荒の絵図を見たかったなぁ。

そして素錦!!
まさか、こんな生活をしていたとは( ̄▼ ̄|||)



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1 コメント

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夢でもし会えたら (time)
2019-10-20 04:03:26
白浅もよかったです、少しでも癒えて。。。
そういえば、白鳳もそんなことを言っていましたよね。

白鳳の方は、帝君とちゃんと話しできて
それで吹っ切れそうですね。
ちゃんと相手も自分を想っていたことを知れば、
それぞれの定めで一緒になれないことも乗り越えられますよね!
この回は、帝君が去り際に見せた笑顔がとてもよかったです☆☆☆
このカップルも最終回に向けてどうなるかときになりましたが、ほっとしました。

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