クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

みのわの里 キツネの嫁入り 華行列 R- 1-10- 6

2019-10-07 08:01:57 | 伝説・史跡探訪
日曜日、雲行きは何となく怪しいが丁度来ていた来客が暫く
在宅してくれるというので高崎・箕郷町へ恒例の「キツネの嫁入り
行列」の写真を撮りに出かけた。
この行事は関東以西の各地で各々の地の伝承に絡めて盛んに行われている
らしいが、ここ箕輪の里でも箕輪城攻防戦や落城後の廃墟に絡んだ
「キツネ」の伝承と昔からの婚礼のしきたりを融合させて地元有志が
育んで今年で18回目。

勿論、狐火と云うくらいだから本番は夕刻から始まる「輿入れ行列」と
「創作野外劇」がメインだが午前中には「華行列」と云われる
花嫁行列が野外劇ステージのあるふれあい広場まで約一時間かけて
練り歩くのだ。爺イの見るのはこの午前中だけ。

スタートは箕郷支所を11時だが10時半前に爺イが着いたときは既に
高級らしきカメラ持参のカメラマンたちが大勢集まっていて
派手な扮装の参加者を囲んでシャッターを切っていた。

行列は武者行列などと違って人数は少なく見た所、大体100人位かな。
突然、行列の主役になる江戸褄の着物姿で帯を前で結んでいる
「お待ち女房」役の方々が片隅に集合してリハーサルを開始した。
指導役の人の語り口が誠に軽妙で見物人も大喜び。

行列リハーサル


やがて定刻になって全員集合して開会式。挨拶が短いのが好感。
開会式が終わると「大殿役」の方の采配で木遣りを先頭に行列が
動き出す。この地で大殿と云えば箕輪城にあって善政を布き
不甲斐ない関東菅領を助けて戦国前期を乗り切った長野業政のこと。

キツネの嫁入り華行列


行列の様子は画像のyoutubeで。

華行列画像


来週は倉賀野街道武者行列があるが台風の接近予報があるので心配。

蛇足

夕刻の嫁入り行列で思い出すのは、池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』から
映画化・ドラマ化された作品だ。
映画は 役所広司・ 佐藤浩市・ 片岡仁左衛門・桜庭ななみ・
山本耕史・風吹ジュン・田中邦衛・伊武雅刀の布陣で監督 は杉田成道。
ドラマは上川隆也・香川照之・和久井映見・北大路欣也・津川雅彦・
江守 徹・田村 亮・神山 繁・榎木孝明・江原真二郎が揃い演出は重光亨彦 。
爺イは上川と香川が演技の火花を散らしたドラマの方がお気に入り、
最後の提灯が列を作る夜間の嫁入り行列は正に狐の嫁入り行列の
雰囲気だった。

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1 コメント

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Unknown (YAMAchan)
2019-10-08 21:53:18
はじめまして。
ランキングからきました。
いい行事ですね。
また楽しみにしています。

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