超スーパーで超険悪な武闘派捜査官ルークと、
元エージェントのデッカードの二人が、
人類滅亡に繋がるウィルスと、
そのウィルスを体内に仕込んだ、
これまた武闘派現役エージェントのデッカードの妹を巡って大立ち回り。
勿論これだけでも十分に楽しい映画になりそうだが、
強い二人に対抗する相手もまた、
幽霊が蘇った因縁深きスーパーな存在と、
いい映画はやはりシナリオの底が深い。
戦闘シーンもカーチェイスや格闘だけに留まらず、
高層ビルやヘリを絡めて大がかりな仕掛けをふんだんに使用。
いい映画はやはり金もかかっている。
日本語吹き替えで見たが、
沢城みゆきが演じたデッカードの妹エージェントが、
いちいちセクシーで良かった。
終盤でルーク兄妹、デッカード兄妹が、
過去の因縁というかすれ違いを分かり合うみたいなところがあるが、
過去のシリーズが分かっていないので少々冗長に感じてしまった。
そうだったんだ、じゃあしょうがないよな、
みたいな繋ぎはあんまり好きじゃない。
そういうところは、
「ああ」
「うん」
で終わっていい気がした。
ぜんぜんしょうがなくない理不尽な理由でも、
全て水に流す無条件の繋がりこそが、
本当の愛なんじゃないかなと思う。
メチャ楽しい映画。
映画館では観られないが、出来るだけ大画面がいい。