こんにちは^^
中学受験卒業母、えなかちゃんです。
エレカシの宮本さんと左官屋さんの挟土さんだったので、そりゃあもう待ち構えて見てました。
宮本さんの、こう、考えてるとき脳内ロード中にわっかがくるくるしてフリーズみたいに見えるのが、なんとも「らしくて」ムフムフしながら見てたし、挟土さんも職人らしい感じがうちの田舎の大工さん達と重なるところがある気がして、やっぱ親近感がわいたりしてたのですが、
後半挟土さんが、年を重ねてきて、「いずれどうしたって動けなくなる時が来る、そのときまでになんとかやりたいことをやってしまいたいと思ってる。」みたいなこといったと思うのよね。
エネルギーの塊みたいな人の時間に対する焦りが、人生後半に入ってくると切実に感じられるんだろうなあとか思ってそのときは見てたんだけど。
わたしさ、この後つらつら考えたんだけど、
今まで私、自分の経験則やこうありたいってことから、
いやなこととかひどいことされた人がやり返したい、思い知らせてやりたいとか言ってきたりすると、
どうせその人に復讐したところで、その人の考えや行動が変わったりするわけないんだし、こっちの時間とエネルギーが無駄じゃん。それより、私自身が何もしなくても、その人はずっとそのポジションにいるわけじゃないしいずれ死んでいくんだから、なるべくノータッチで、私は私の道を進んでいく方法を探った方が邪魔はさせないという意味では、復讐なんじゃん?
とか思ったり
もう死にたいとかマジ顔で言ってこられたりしたときには、今自分で苦しい思いをして死ななくても、いずれ人は死にたくないっていっても死ぬんだから、今はまだ生きてみたら?いろいろやれることはあると思うし、一緒に考えるよとか言ってたんだけど、
なんかあれかしらね。
親として、子供が思春期に入ってくるとさ、
余計なんか縛りが強くなるっていうか、
いや、うちら親の方がね?
何で言うこと聞かないんだ
高校はどこどこ以上の評価があるところじゃないと将来困るぞ
そんな知らない名前のところ、不安じゃないのか
もうちょっと危機感持ったらどうだ
ゲームばっかしてないでその時間を勉強に充てようとは思わないのか
体操着夜中に出したって洗濯機今から回して干すとこまでママに起きてろってか もっと早く出せや
赤点なんて恥ずかしいと思わないのか
そんな言い方親にしていいと思ってんのか
なんかこれらって
親の方から、子供にこうあってほしいのオンパレードなわけじゃない。
自分が育ててきた作品であるところの、他の人がみる、あのお母さんがお父さんが育てた子供だからこうなのね的な何かを少しでもよくしたいという欲求。
自分の子供に幸せな道を歩いて行ってもらいたい
という明るい言葉の裏に
あの子がこんななのは、あの人が育てたからなんだよって言われたくない
自分がいずれ動けなくなり、影響を及ぼせなくなったときにも、自分がこう育てたからあの子は生きていけてるんだと思いたい
感謝されたい
お母さんありがとうって
まあ、そんなんゼロにすること生きてる人間として無理だし、
とりたててやんなきゃいけないこととも真面目には思わないけど、
私がいずれ動けなくなり意識が取り外され、心と体が乖離する時が来るとしても、そのときまでなんとか
この子らに、行動の道しるべとなるかもしれないものを詰め込もうとすることにあんまり重きを置かないようにしないとなって、自制はしんといけんな。
今でも思い出せる。
まだおなかの中にいて、この世と接してはいない頃から、あんたらは私の意思とは無関係な動きで、おなか痛くさせてましたよ
あんたらはあんたら。