【片手に烏龍茶、もう片手に消毒用のアルコール。】
昨日は宿泊中のお客さんを連れて近所に住む『茶農さん宅』にお邪魔して来ました。
彼らは山の中(標高が1000~1500ぐらいの場所)に数ヶ所お茶畑を持っていて、先月から春茶の収穫が始まっているそうです。
私の住んでいる南投縣は、有名な烏龍茶の産地です。
埔里の町を囲んでいる周りの山の上だけでも、たくさんの茶農園が広がっているぐらいですから。
こちらの女将さん、いつも私の宿の宿泊客にすごくよくしてくれています。
昨日も仙桃とか樹葡萄とかももらっちゃいました。
台湾烏龍茶の特徴は、基本的に『手摘み』で収穫されます。
そのため、お湯で淹れた後はごらんの様に一枚一枚が綺麗に葉の形を復元されます。
「聞香杯」と呼ばれる細長いコップに注いでから、「飲み用の杯」を被せて一揆にひっくり返します。
「聞香杯」を引き抜いて、コップに残った烏龍茶の香りを楽しみます。
昨日いただいた烏龍茶は焙煎をゆるくしてあったせいもあり、凄く’回甘’が強く、「聞香杯」に残った甘い香りも心地良かったです。
【友人のお茶畑で収穫された烏龍茶。】