晩夏のある日、台風20号とともに姫路に向かい、台風一過の翌日に幾度か訪れたことのある南口駅前の「播産館」(運営/公財 姫路・西はりま地場産業センター/専務理事・尾﨑治男氏)へ出向いてみた。…そちらには、5市(姫路・相生・たつの・赤穂・穴栗)と、6町(神河・市川・福崎・太子・上郡・佐用)の特産品や名産品が展示販売されている。菓子、地酒、麺類、調味料から、姫革細工と皮革製品、伝統工芸品、ビューティ関連品、人気キャラクター「しろまるひめ」関連のグッズまでと。
姫路の秋といえば、観月会(9月24日)に始まり、灘のけんか祭(松原八幡神社・10月14・15日)や、姫路城菊花展(10月中旬から11月中旬まで)などが有名だ。
秋を彩る歳時記の中に、姫路菓子組合の「第10回 姫路菓子まつり…10月31日~11月4日」と、11月15日の「姫路菓子組合設立100周年」の記念式典がある。12月1日には、姫路城世界遺産登録日(25周年)のお祝い行事が、姫路城周辺で繰り広げられる。
◇ 姫路の菓子に魅せられて
姫路菓子組合(理事長/井上賢氏・組合員総数45名)に伺い、組合顧問の「町田榮一」氏にお目にかかれた。…(中略)…
◇ 姫路菓子の由来と組合の歩みと展望
姫路の菓子は、姫路城(別称・白鷺城)と、茶の湯の文化なしに語れないと思う。
江戸時代の後期、藩主の酒井家が「茶の湯」を好み、歴代の当主も教養人で茶人だったことから、姫路城下の文化が大いに発展した。…(略)…(以下、全文は、月刊「中小企業と組合」(全国中小企業団体中央会)10月号をご覧ください)
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